散燦 雨宿りにたまたま入った古本屋。
どこもかしこも埃まみれ、本棚をはみ出して乱雑に積み上がる本、床に生えた藻やカビ…やってないのかと思ったけど奥からポロシャツ着た細っこいじいさんがのそのそ出てきておお白ひげんとこのメラメラおっぱいと言ってきた、おっぱい…やっぱどこ行っても変な噂流れてる気がする、ティーチもマルコも笑って大丈夫って言ってくれてるからいいけど…。
「すまねえなじいさん、雨上がるまで邪魔するぜ」
燃やすんじゃねえぞとカウンターにつき葉っぱを吸い出したじいさんに向かって歯を見せて笑ってやった。
ティーチ2人分くらいの狭い店内をすぐに見終わって本棚にもたれる、読めないんじゃないちょっと気分が乗らねえだけ。
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