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    かほる(輝海)

    @kahoru1010

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    (えろメインの)字書きです。
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    小説画像メイン。
    時々趣味のアイロンビーズやハンクラ作品を投稿。
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    シティーハンター(獠香)
    逆転裁判(ナルマヨ)

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    単純な人間なので、反応があると嬉しくて、また次の作品を書く励みになります。

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    かほる(輝海)

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    シティーハンター
    冴羽獠×槇村香
    原作以上の関係

    ミックの日なので、ブログからミックが出演している過去作を掲載。
    ブラッシュアップ版が赤黒本に収録されていますが、今回はブログのまま(横書き)で転載。

    お題『こっぱずかしいこと言わせるな…!』
    初公開日2008.12.1

    お題提供元「嗚呼-argh」さま
    雄たけび系お題
    https://argh2.xxxxxxxx.jp/

    #シティーハンター
    cityHunter
    #cityhunter
    #冴羽獠
    saeha
    #槇村香
    makiMurakami
    #小説
    novel
    #掌編
    conte
    ##CH

    俺は街中の美女のパトロールに出ていた。

    大切な毎日の日課。
    これを欠かすと、どーも調子が狂う。

    おっ!今日ももっこりちゃん発見!

    「かーのじょー!」

    俺はもっこりヒップに飛び掛った。

    「またあんたかーっ!」

    がすっ!

    「うぎゃぁっ!」

    振り向き様に俺に食らわされた見事な蹴り。
    その娘(こ)のヒールがぶっすりと俺の額に刺さった・・・。

    「ふんっ!」

    その娘はつかつかとヒールを鳴らしながら立ち去っていった。

    「あたた・・・。」

    俺は額を押さえながら立ち上がった。

    最近の娘は強暴だなぁ・・・。
    あんなヒールで蹴りをかまされたら、普通は死ぬぞ・・・。

    痛む額を擦りながら、俺は繁華街を歩き出した。

    ふと、人込みの向こうに目をやると、見覚えあるヤツが一人立っていた。

    金髪でスーツをきた男がいた。
    その横には、これまたもっこり美女が立っていて、なにやら二人で楽しそうに話している。

    おいっ!抜け駆けはゆるさんぞっ!
    俺は人込みを抜けて二人に近づいた。

    「なぁにやってんだぁ?ミック~。」

    俺はミックの首に腕を回しながら、二人の間に割って入った。

    「Oh.リョウじゃないか。あ。ちょうどイイ。コイツも一緒にいいかな?」
    「どうぞどうぞ!」

    もっこり美女ちゃんがにっこり笑った。

    「あん?3人でデートか?」

    ニヤリと笑ったミックが上空を指差す。

    見上げた先には・・・。

    『新宿の中心で愛を叫ぶ!大声コンテスト!』と書いた垂れ幕がかかっていた。

    「なっ・・・!」
    「コイツ・・・。最近カミサンとラブラブでね。もうコッチも見てられないくらいオアツクて・・・。」

    ミックが隣にいた女に説明を始めた。
    どうやら隣にいたもっこり美女ちゃんは、このイベントの司会者のようだ・・・。

    「じゃあ、ぜひご参加を!」

    司会の女が俺の手を引いて壇上に上がろうとする。

    「だぁっ!俺は出んぞ!」

    女の手を振り払って逃げ出した俺。

    しかし、そんな俺の首根っこを、ミックががっしりと掴みやがった。
    俺は自分の首が絞まって引き戻されちまった・・・。

    こいつ・・・こんなときに限って馬鹿力発揮しやがって・・・!

    「何だよ!こんなことはお前のほうが向いてるだろっ!?」
    「オレはもう終わったさ。」
    「俺は関係ないだろっ!」
    「たまにはちゃんとカオリに言ってやれよ!カラダじゃなくて・・・な♪」

    ぐっ・・・!

    「う・・・うるせぇっ!大きなお世話だっ!」
    「たった一言、『I love you』って叫ぶだけじゃねーか。」

    俺に・・・俺にっ!
    そんなこっぱずかしいこと言わせるな・・・!

    「おめぇじゃあるめーしっ!むーりーっ!離せっ!」
    「それならば・・・。」

    ミックが俺をぐいっと引っ張った。
    俺の耳元でぽそぽそと話し始める。

    「リョウ・・・。お前さっき、また性懲りもなくナンパしてただろ?」

    ギクッ!
    こいつ・・・見てやがったのか!?

    別に疚(やま)しいことはない。浮気でも何でもねーし。
    これは俺の趣味だからな。

    だが、こいつが香に直接報告するとなると、
    余計な尾びれ背びれが付いてとんでもないことになりそうだ・・・。

    下手したらオアズケ・・・。

    ブルブルブル!

    俺は最悪のシュミレーションを頭の中からはじき出すように首を振った。

    「・・・ちっ。」
    「覚悟は決まったか?リョウ。」
    「あぁ。」

    そのとき。

    バァァァァアアン!

    突如、上空のアドバルーンが爆発した。

    「What」

    一瞬、俺の首元を掴んでいたミックの力が緩んだ。
    俺はその隙を逃さずに走り出す!

    「あっ!待ちやがれ!リョウっ!」
    「さいならーっ!」

    俺は全速力で人込みを走りぬけた。
    ジーパンには、まだ熱を纏ったパイソンを挿したまま。

    人込みを抜けきると、俺は壁に手を着いて呼吸を整えた。

    「はぁっ・・・はぁっ・・・。全く・・・堪ったもんじゃ・・・ねーぞ・・・。」

    そういうことはな!
    ちゃんと直接言えばいいんだよ!

    誰かに聞かせるもんじゃねーし!

    ふぅ・・・と、一息付いた後、俺はアパートに向かって歩き始めた。

    が。

    「何が『堪ったもんじゃない。』って?」

    タラーリ・・・。
    俺の背中をいやな汗が流れていく・・・。

    「今日もビラ配りサボってどこに行ってたのかしら?僚。」
    「あ・・・あはは!街中のパトロールが忙しくて・・・!」

    そういいながら振り返ってみると、そこには腕を組みながら香が立っていた。
    香の冷たーい視線が俺に突き刺さる・・・。

    「ふぅん。パトロールねぇ。どーせまたナンパでもしてたんでしょっ!?」

    ・・・当たり。

    「さ・・・さすが、かおリン!鋭いねぇ・・・。」

    香がプルプル震えだした。

    や・・・やばいっ!
    これは特大ハンマー連打+すまき+夕飯抜き+オアズケ・・・いや、それ以上の殺気だ!

    「か・・・香っ!」

    俺は香の肩に手を当てた。

    「何よっ!」
    「あ・・・愛してるぞ!」

    ・・・。

    香はぽかーんとしていた。

    しかし次の瞬間には、般若のような顔に変わった。

    「そんなこと言ったって、あたしは騙されないわよっ!」

    ばごおぉおおぉん!

    俺に手加減ナシの特大ハンマーが降り注いだ・・・。

    ぐぅ・・・。
    直接言ってみたはいいが、タイミングが悪すぎたな・・・。


    End
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    かほる(輝海)

    DONEシティーハンター
    冴羽獠×槇村香
    原作以上の関係

    獠と香ちゃんが好きなかほるさんには「ほら、目を閉じて」で始まり、「ここが私の帰る場所」で終わる物語を書いて欲しいです。できれば3ツイート(420字)以内でお願いします。
    #書き出しと終わり #shindanmaker
    https://shindanmaker.com/801664

    だって、好きなんだもん(*´艸`*)
    しょうがないよね😂😂
    「ほら、目ぇ閉じろよ」
     いくらキスをするときは目を閉じるのが礼儀でも、それはできない。真っ昼間の明るい獠の部屋で、なぜか獠に押し倒されているあたしは、獠を睨みつけていた。今、この状況で目を閉じてしまったら、それは同意として取られてしまうに違いない。それだけは嫌だ。まだ、昼から伝言板を見に行かなきゃいけないし、ビラ配りもしたい。あんたとここでもっこりが始まっちゃったら、それが全部できなくなる。
    「つまんねぇ意地張ってると、襲っちまうぞ?」
    「最初からそのつもりのくせに!」
     両手で押し退けたって、獠の身体はびくともしない。首筋にキスをされたら、力が入らなくなる。
     どうしてこの男は、いつもこうなんだろう。そんなに心配しなくても、あたしはもう、他に行く場所なんてないのに。あたしが愛しているのは、獠だけ。毎夜毎夜、そう言ってるじゃない。あたしはずっと、獠のそばにいる。夜になれば、あたしは必ずここへ帰ってくるわ。だって、ここがあたしの帰る場所だもん。

       了 434

    かほる(輝海)

    DONEシティーハンター
    冴羽獠×槇村香
    原作レベルでも原作以上でも。

    例のマフラーについての捏造話。
    『……これ、お前にやるよ』
     遡ること数週間前、あたしはリビングで突然、獠に紙袋を押し付けられた。中を覗くと、黄色いマフラーが入っていた。これってまさか、獠からのプレゼント……? でも、その日はあたしの誕生日でもなければ、クリスマスでもなかった。
    『どうしたの、これ……』
    『キャバレーの福引で当たったんだ。どうせ俺は使わねぇしな。気に入らないなら捨ててくれ』
     獠はそう言い残して、リビングを出ていった。

     あたしのために選んでくれたわけでもなく、邪魔なものを押し付けられただけ。ほんの数十秒前までは、喜びで満ちていたあたしの心が、急激に冷えていった。それでも、獠がくれたものだし、捨てるのも忍びなく……。なんだかんだ言って、獠があたしへ初めてくれたプレゼントでもあったし、あたしはそのマフラーを大切に使うことにした。

     しばらくして、あたしはそのマフラーを身に着け、キャバレーへツケを払いに行った。ママへ直接マフラーのお礼を伝えたら、怪訝な顔をされた。
    『そんな福引、うちの店ではやってないわよ。よその店の間違いじゃない……?』
     いや、聞き間違いは無いはずで、獠は確かにここの店だと言ってい 1560