佐伯櫻
DONE市紋つるぎさんのお誕生日!!おめでとうございます~~!!どんな方なのかミリ単位しか全然知らないので、横目で飴舐めるような女性じゃなかったら申し訳ないです(何だそれ)あといつもの嘘のビジュアルですが愛しかないです!かなや
DONE2025/7/26 五悠webオンリーI GOYOU FOREVER 展示①
2023年に描いた呪専パロ(https://poipiku.com/8765836/11130426.html)の続き。 4
yomiya0910
DONE鳥斉(で書いたつもり)高校卒業後に同棲してる2人
付き合ってる
色々捏造
真っ赤に染まった空の下、どこか懐かしい匂いが漂っていた。
夕方の商店街には、揚げ物の匂い、花屋の水を打った香り、パン屋の甘い焼き立ての気配が混ざって流れてくる。
その中を、ふたりは並んで歩いていた。
左手にはスーパーのビニール袋。
右手は、しっかりと互いの掌に繋がれている。
「斉木さん、豆腐って絹ごし派?木綿派?」
鳥束が何気なく問いかけると、隣を歩く斉木は一瞬だけ視線を横に流した。
「強いて言うなら食べていて崩れにくい木綿だ」
「じゃあ今日の晩ごはん麻婆豆腐なんで楽しみにしてて欲しいっス!でも、冷奴は絹がうまいんだよなー……ってあれ?聞いてます!?」
「聞いてる。そもそもよくそんなに豆腐で話を広げられるな」
「いやいや、こういう他愛もない会話が恋人同士の醍醐味っスよ?っていうか、オレたち一緒にご飯の買い出しとかしてんの、めちゃくちゃラブラブじゃないっスか〜♡」
2019夕方の商店街には、揚げ物の匂い、花屋の水を打った香り、パン屋の甘い焼き立ての気配が混ざって流れてくる。
その中を、ふたりは並んで歩いていた。
左手にはスーパーのビニール袋。
右手は、しっかりと互いの掌に繋がれている。
「斉木さん、豆腐って絹ごし派?木綿派?」
鳥束が何気なく問いかけると、隣を歩く斉木は一瞬だけ視線を横に流した。
「強いて言うなら食べていて崩れにくい木綿だ」
「じゃあ今日の晩ごはん麻婆豆腐なんで楽しみにしてて欲しいっス!でも、冷奴は絹がうまいんだよなー……ってあれ?聞いてます!?」
「聞いてる。そもそもよくそんなに豆腐で話を広げられるな」
「いやいや、こういう他愛もない会話が恋人同士の醍醐味っスよ?っていうか、オレたち一緒にご飯の買い出しとかしてんの、めちゃくちゃラブラブじゃないっスか〜♡」
kan_drd
DONE【土井利】※利吉出てきません※
現パロ(2518)
クラスメイトのモブ女子が好奇心で身を滅ぼされかけるお話
さやけきひとみにご用心 明くる月曜日、山田くんはめずらしく遅刻ギリギリで教室に入ってきた。いつもは私が登校するころにはもう当然のように自席にいて、さわやかに挨拶してくれるけれど、あの日はそうはならなかった。
だからじゃないけれどいつものお返しのつもりでこちらからおはようと声をかけると、少しだけ目を丸くしながらいつもよりは小さな声でおはようと返してくれた。
なにか下手なことを言えばまわりで耳聡く聞いているだろう誰かにツッコミを入れられかねないから、余計なことは言わず、声と目に敵意はないよ~、なにも聞かないよ~って気持ちを込めたつもりだ。それがちゃんと届いたのかはわからないけれど、山田くんはちいさくうなずいて席に着いた。
3077だからじゃないけれどいつものお返しのつもりでこちらからおはようと声をかけると、少しだけ目を丸くしながらいつもよりは小さな声でおはようと返してくれた。
なにか下手なことを言えばまわりで耳聡く聞いているだろう誰かにツッコミを入れられかねないから、余計なことは言わず、声と目に敵意はないよ~、なにも聞かないよ~って気持ちを込めたつもりだ。それがちゃんと届いたのかはわからないけれど、山田くんはちいさくうなずいて席に着いた。
あべっち
DONE今日生まれたあなたに 悠イト浅羽悠真誕生祭2025
———ああ、まだ生きてる
毎朝目が覚める度に自分の手が人間の形を
保っている事に安堵する
いつ自分が居なくなってもいいように
私物は必要最低限 人間関係も最小限にしてきたつもりだ
あのひとに出逢うまでは
「港で花火が上がるらしいぞ 見に行かないか」
「いいですね」
ポート・エルピスの花火大会はそこそこ賑わっていて
僕らは人気のない高台に陣取って花火見物していた
クライマックスの連発花火も終わって
会場から帰る人達で港はごった返している
「終わっちまったな」
「結構キレイでしたね」
「あんたの誕生日に花火大会なんて都合がいい
来年も来ような その次も 次の次の年も」
僕に来年があるかなんてわからない それでも――
「そんなに長生き出来るかなぁ」
978毎朝目が覚める度に自分の手が人間の形を
保っている事に安堵する
いつ自分が居なくなってもいいように
私物は必要最低限 人間関係も最小限にしてきたつもりだ
あのひとに出逢うまでは
「港で花火が上がるらしいぞ 見に行かないか」
「いいですね」
ポート・エルピスの花火大会はそこそこ賑わっていて
僕らは人気のない高台に陣取って花火見物していた
クライマックスの連発花火も終わって
会場から帰る人達で港はごった返している
「終わっちまったな」
「結構キレイでしたね」
「あんたの誕生日に花火大会なんて都合がいい
来年も来ような その次も 次の次の年も」
僕に来年があるかなんてわからない それでも――
「そんなに長生き出来るかなぁ」