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    oriya_ae

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    キスしないと出られない部屋を爆速で出るメフィ燐キスしないと出られない部屋に閉じ込められた祓魔塾男子面々+雪男+メフィ。これフェレス卿の手引きですか?って疑われるけど、残念、私が演出するならもっと面白い趣向を凝らしますって肩を竦めて、さらに面白いことに時と空間を司る私でさえここは手が出せない。不可侵の領域みたいですねぇ実に面白い……。とか言い出すからマジかよって顔を見合わせて、どないする?先生の銃でどうにかならへんのですか、それを言うなら奥村の火ィやろ、お?俺の出番か!?なんてったって切り札だしなン、ていうか何でこのお題なんでしょ、男ばっか集めてしょうもな、とにかくまずは落ち着いて部屋の様子を確認しましょう、もしかしたらどこかに出口が見つかるかもしれません。え、あ、ちょ、奥村先生これなんかもう開いてるように見えません……?え???みたいな。雪男が部屋の前に行って見に行くと確かに扉が開いている。これは……皆さん、確かに開いてるようですって振り返ると前から勝呂、志摩、子猫丸、宝、メフィ、燐が雪男の方を向いて並んでいた。楽しそうなメフィ以外は困惑の表情を浮かべていて、何より様子がおかしいのは後続にいる兄が顔を赤くしている。何?兄さん暑いの?と訊けばもごもごと口籠もりながら明後日を向いてから、ううう〜も、もういいから出ようぜ!さっさと!って雪男の背中を押して出ようとして、後ろからメフィがすぐに出られてよかったですねー奥村くんってヤジを飛ばすのでうるせえよ!って怒る。

    わっかりにくいねーごめん🙏もう少し真面目に書けばあれだけど、途中メフィ燐はちゃっかりキスしてます。みんな前向いてるから。爆速解決⭐️
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    oriya_ae

    MEMO
    燐にピアス燐ちゃんピアス開けたいから明日勝呂達と買いに行ってくんだと楽しそうに報告されて(小遣い支給日)ほぉ、いつの間にそんな色気づきましたか、と揶揄されうっせぇな!と顔を赤くするんだけど、チョイチョイとメフィストから指で呼ばれて、?となんだよ増額してくれんのか?と近づいたら腕を引っ張られ体勢を崩した隙に無理矢理キスされて、てっめんんんんんん!?と騒ぐしメフィストの服を引っ張ったりするけど離れず、耳朶を指でなぶられ、いい加減ッて怒鳴ろうとした隙に舌突っ込まれてギョッとした瞬間、容赦なくブチッとピアスを開けられてしまう。キレた燐が焔でメフィストを威嚇してようやく離れるけど既に耳には赤い石が輝いている。おやおや中々にお似合いです〜⭐︎って舌を出して鏡を出し映された姿に絶句していると、貴方には青も似合いますが、八侯王とサタンの落胤だけがもつ瞳孔の色、サタンの血筋、高貴な血の色もまた似合います。って満足そうに笑っていうから、はぁ!?なん、てっめぇ、こんな……こんなもん、ぬぐぐ外れね……!ちなみにそれ無理に外そうとすると時の眷属であるデスを呼びますのでお気をつけて(嘘ですけど)って言われて、はぁ!?ってなる燐ちゃ。友達と選んだピアスを常に身につけるのがすごく嫌で先手を打った兄上。
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    oriya_ae

    MEMO
    総務課のお仕事お願いします、と提出された書類に目を通す。『家賃補助停止申請書』『住所変更申請書』この季節によく見る二つの書類を見つめて、一つずつ内容を確認していく。申請者名、押印、停止日、過去の住所、転居先の住所……。あら?そこで私は声を上げ、提出した人物の顔を初めて見つめた。目の醒めるような真っ青の美しい瞳をした青年。奥村燐中一級祓魔師。彼はその出自からこの日本支部のみならず、騎士團の中ではかなりの有名人だ。けれど私が声を上げた理由は彼の存在というより記載された書類の内容だった。あっなんか俺間違えちまってますか?こーゆーの本当に苦手で教えてくれると助かります……。はにかんだ笑顔で言われて私もニコリと笑みを返した。えっと、転居先の住所なんですが……恐らく階層誤りですね、この住所ですと最上階にあるファウスト邸になってしまいます。騎士團で保有しています独身寮でしたら学園町中層なので……既に部屋番号まで割り振られているのであればそちらもお願いします。トン、と指先を修正して欲しい箇所に押しつけて言えば、目の前の青年は困ったように眉を下げて心なしか顔を赤くしている。思ってもみない反応にあれ?と私は目を瞬かせた。家賃手当を貰っていたということは今までは賃貸での一人暮らしをしていたということだ。それが不要となるならば結婚して家を買うか、今言った騎士團保有の独身寮になる。手当は支給されないが、代わりに破格の値段で部屋を借りられる。あの、住所は合ってマス……と口ごもりながら返され、私は目を丸くした。ん?でもこれ支部長ことメフィスト・フェレスの住居で表向きにはファウスト邸といわれているけれど……間違いじゃない?つまり……と考えて、きゅっと唇を噛んだ。あっ、危ない、思わず叫びそうになってしまった。そ、そうですか、あの、では、まちが、ではない、はい、ええはい、承知しました。かなり動揺が表に出てしまったがなんとか答えて申請書を受領する。(流石に同居ですか、それとも同棲ですかとは訊けなかったな……)当たり前だがプライベートまで干渉する趣味はない。ただの野次馬根性だった。彼が帰った後、席に戻るとどうかしたのー?と心配した同僚の声にううんなんでもない、と返して手にした申請書にポンと担当印を押した。
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