甘美に腐った果実の秘密■【1】
しとしと、さあさあ。静かな雨音がローアの甲板を介して響く。自然が奏でるメロディをBGMにしながら、ボクはいつものようにアトラクション用のゲームを制作していた。作業に熱中しすぎてすっかり真夜中になってしまったが、さすがにもうそろそろ寝ようかな? キーボードをカタカタと叩きつつ、頭の隅でそんなことを考えていると、不意に新しい通知がメインモニターに表示された。どうやら来客らしい。こんな時間に尋ねてくるなんて、一体誰だ?
▼どうする?
モニターを確認する
ドアを開ける
【続きはプライベッターの作品ページにて】
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