pagupagu14
DONE結婚をするか/柚日(コルダ)題名のとおりのお話。バディミでチェズレイ見てたらなんか書きたくなって……
いつかうちの柚日の初夜話書きてえ~~
結婚するか 「梓馬さんって可愛げないですよね~」
「お前ね」
梓馬さんの顔に青筋が浮かび失言したんだと気づいた。冷や汗をかく私。そして顔を伸ばされ私はぐりぐりと拳を頭に当てられていた。
「いた!痛いです!梓馬さん!」
「痛くしてるんだよ。わざと」
「ひどい~!」
「おしおきだよ、おしおき」
そう言って黒い笑みを浮かべる梓馬さん。痛いはずなのにこういった時間が幸せなのもまた事実だった。高校でリリと出会い、音楽と出会い、ヴァイオリンと出会い、梓馬さんと出会った。最悪の出会いであったのは確かだったがそこから音楽の道へと進む覚悟を決め、そして…付き合うようになった。土浦くんたちはよく驚かれはしたし、自分自身驚いたけど…ここまで続いていることや、私の中にある梓馬さんに向けられている感情を思うときっと嘘や偽りじゃない、本当の愛なんだって信じることができる。
1267「お前ね」
梓馬さんの顔に青筋が浮かび失言したんだと気づいた。冷や汗をかく私。そして顔を伸ばされ私はぐりぐりと拳を頭に当てられていた。
「いた!痛いです!梓馬さん!」
「痛くしてるんだよ。わざと」
「ひどい~!」
「おしおきだよ、おしおき」
そう言って黒い笑みを浮かべる梓馬さん。痛いはずなのにこういった時間が幸せなのもまた事実だった。高校でリリと出会い、音楽と出会い、ヴァイオリンと出会い、梓馬さんと出会った。最悪の出会いであったのは確かだったがそこから音楽の道へと進む覚悟を決め、そして…付き合うようになった。土浦くんたちはよく驚かれはしたし、自分自身驚いたけど…ここまで続いていることや、私の中にある梓馬さんに向けられている感情を思うときっと嘘や偽りじゃない、本当の愛なんだって信じることができる。
pagupagu14
DONE前言撤回はしない/柚日(コルダ)3の地方大会を見に行く待ち合わせをしてる際についぽろっと【あること】を言ってしまう柚木の柚日。
前言撤回はしない 「あれ、また誰も来てないみたいですね。いつもなら月森くんとか早くに来てるのに」
「そうだね…」
火原が教鞭をとっているという学校、至誠館高校の吹奏楽部が【全国学生音楽コンクール】に参加するということから火原の誘いにより俺たち、かつてのアンサンブルメンバーは共に見に行くことになったのだが――。
(思えば…こいつとも、長い付き合いになったものだな)
高校の時からの付き合い。あれから、付き合い始め、特別な関係は続いている
「……ふ、」
「梓馬さん?」
突然笑った俺を不思議に思ったのか香穂子は俺に近づき、見上げてくる。
「…なんだよ」
「…嬉しそうだなって、火原先輩と久しぶりに会えるのが嬉しいんですか?」
的外れなことを口にする香穂子にはあ、と息を吐くとそのまま頬を摘まむ。
618「そうだね…」
火原が教鞭をとっているという学校、至誠館高校の吹奏楽部が【全国学生音楽コンクール】に参加するということから火原の誘いにより俺たち、かつてのアンサンブルメンバーは共に見に行くことになったのだが――。
(思えば…こいつとも、長い付き合いになったものだな)
高校の時からの付き合い。あれから、付き合い始め、特別な関係は続いている
「……ふ、」
「梓馬さん?」
突然笑った俺を不思議に思ったのか香穂子は俺に近づき、見上げてくる。
「…なんだよ」
「…嬉しそうだなって、火原先輩と久しぶりに会えるのが嬉しいんですか?」
的外れなことを口にする香穂子にはあ、と息を吐くとそのまま頬を摘まむ。