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    bunchan_yasu

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    鵜野澪(2022.10.9時点)◾️基本情報

    職業:作家(小説家)
    年齢:38歳
    身長:150cm
    体重:45kg
    出身:愛知県
    血液型:B型
    誕生日:5月27日
    星座:双子座


    ◾️家族

     幼い頃、両親を海難事故で亡くす。その後親戚の家を転々とし、母の姉の元でも数年暮らしたものの性格が合わず、見かねた祖父が引き取ることになる。祖父との関係は良好ではあるが、祖父は周りに気を遣いすぎる澪の性格を思って一定の距離を崩さないでいる。
     祖父と共に暮らすにあたり転校した先の学校で糸魚川凌と出会い、打ち解ける。自分のことを認め、ひとりの人間として立ててくれる凌と、凌の母の大らかであたたかな性格、自分のことを慕ってくれる凌の妹・澄の存在に少しづつ惹かれていった澪は、いつしか彼らを自分の家族であると認識するようになる。籍こそ移していないものの、この家族関係は現在に至っても変わらず続いている。


    ◾️言葉
     幼い頃の経験を引きずってか、言葉を扱うことに苦手意識がある。基本的に自らの言葉は伝わりづらいという認識があり、本人なりに誤解なくコミュニケーションを取ろうとしているものの、うまくいかなかったり却って齟齬を生むことも。
     それでも伝えることを諦めることはなく、実直に言葉と向き合い続けている。相手に伝わらなかったとしても問題ないと思っており、「伝わること」よりも「伝える努力」を重視している。


    ◾️小説家
     凌の夢が「小説家」であったため、彼が行方不明になったのち、どこかで生きている彼に届けば、と自らも小説家を目指すようになる。それなりに時間は要したものの、28歳の頃小説家として文壇デビューを果たし、10年経った今も小説家として生きている。PNは「魚躬」。
     澪にとって小説はあくまで努力の一端であるので、完成した作品の評価にはあまり興味がなく、それどころか手放しに絶賛をされると違和感を覚えていた。最近、大きな賞を受けそれに付随した騒動を通し、少しづつ小説に対する賛辞を素直に受け取れるようになりつつある。

    ◾️交流

    ⚫︎白鳥美姫さん
     大学生の時、「フランス人形の女の子」の噂に興味を持ち立ち寄った公園で彼女と出会う。名前も詳しい家庭環境も知らず、深入りしようとすることもないまま、穏やかな時間を過ごした。彼女の言葉の端から心配な気持ちはないではなかったが、自分にできることは彼女に世間一般での正しい家族を押し付けることではないと思い、その心配をはっきりと口に出すことはついぞなかった。
     37歳の時、小説家としての仕事の一環で彼女と再会を果たす。公園での出来事を何ひとつ覚えていない様子に安堵を覚えたが、彼女にもらったものに対しての感謝は持ち続けている。自分の小説に興味がない様子には気づいており、小説家として引け目があったため彼女の態度にいっそ痛快な気分を味わう。
     『降車ボタン』にて、彼女に助けられたと思っており、同時に彼女を守ることができれば、と思うようになる。その後『nine』にてそれが叶わず、彼女の友人にも恐ろしい思いをさせてしまったことを顔や態度には出さないものの自分の責任だと思っていたが、『狐の嫁入り』にて彼女に対する信頼を再認識し、自分で気負いすぎるのはやめることにした。
     『二人の為の円舞曲』で自分自身の拾いきれていない心情を掬い上げた彼女の屈託のない笑顔を間近で見て以降、改めて彼女を愛しく思っている。

    ●鷲尾倫太朗さん
     『nine』にて出会う。初め白鳥さんの夢が叶ったのかと少し期待していたが、幸せそうに恋人の話をする彼女に理想を押し付けたことを少し反省するとともに白鳥さんの友人として信頼と安心を覚えた。狐騒動で彼女を守りきれなかったことに罪悪感が残ったが、後日彼女の恋人である雀ヶ野楓士さんと話をし、彼女の命だけでも無事だったことを喜ぼう、と思い直す。
     『エリー』で再会した際、彼女の優しさを踏みにじる自分に苦い気持ちになったが、それでも後悔はしていない。ただ、やはり彼女のような優しいひとと関わると苦しめてしまう、と少しだけ思い、彼女の優しさが正しく報われることを祈っている。

    ●雀ヶ野楓士さん
     倫さんの恋人、という認識。朗らかで彼女を愛しているとひとめで分かる話しぶりに、微笑ましい気持ちとほんの少しの羨望がある。『nine』後カフェで話をした際に、彼の年相応な不安につい笑ってしまったが、『nine』で覚えた不安は拭われ、心から感謝している。
    『John Doe』にて再会し、彼の心根の優しさを目の当たりにすることで、倫さんは彼のこういう部分に惹かれたのだろうと思い、「John Doe」を見送ったのが彼で良かったのだろうと感じた。

    ●東惣太郎さん
     夜に街を出歩いていたところ子どもと間違われ声をかけられる。その後彼が落としたスマホを探すために数瞬行動をともにし、食事をした。自らが小柄なのはよく理解している為それらしい服装で出歩かないようにはしていたものの、余計な仕事を増やしてしまったな、と内省。
     それ以来これといった交流はないまましばらく経ったが、妹に連れられた食事会で偶然再会を果たし、『エリー』でも共に調査をすることに。彼を「先生」と呼び慕う寿君の姿やエリーさんへの対応に自分にはない守り導くものとしてのあたたかさを感じ、自分ひとりでここに立っていたらエリーさんを殺してしまっただろうという確信も相まって、自分には死にたがっているように思えたエリーさんを生かした彼に尊敬と感心を覚えた。

    ●寿敬一君
     『終着駅』で出会う。彼と話す妹の自然な笑顔に内心少し驚き、彼が妹のそばで妹を見てくれていたら安心なのでは、と仄かな期待を持つ。後日食事会にて再会し、内心どう思っているかはよく分からないものの妹を「守る」と言ってくれたことで妹から少し手を離してみることを決める。
     しかし、『メアリ・アン』で自らの騒動に彼を巻き込み危険に晒した上、八つ当たりまでしてしまい、彼をひとりの人間として信頼し助けてくれたことに感謝はしつつもこれからどう言った距離感で彼と接していくべきかは分からないでいる。自分に対する買い被りも感じているが、彼を大切に思っている、という言葉に偽りはないと自信を持って言えるので、それさえ伝わっていればいいか、と現状少々投げ気味。彼が自身を卑下する様子や東さんとの関係性など色々と引っかかりは覚えているものの、家族や先生といった間柄に自分が口を挟めることがあるとも思えず触れないように心掛けている。

    ●神慢勅独人さん
     コストコ食事会にて初邂逅。以前から妹を通して話を聞いており、いつか直接感謝を伝えたいと思っていた。妹の危なっかしいところによく振り回されているためか、彼に対しても少しの申し訳なさがあるが、妹が良い友人を持てたことの安心感の方が大きい。

    ●塩田麻衣花さん
     ちきさん同様、妹の友人、という印象。天真爛漫で明るいひとだな、と思っている。ほんの少しではあるが妹に近い危うさを感じ、こっそり首を傾げている。杞憂であって欲しい。

    ●女池晶さん
     4年ほど担当編集として共に仕事をしてくださっている。そつなく仕事をこなす要領の良い方、という印象が強く、彼に迷惑をかけないようより一層締め切りや作品の仕上がりに気を遣うように。
     『紙魚のうた』で良部賞受賞に際し紙魚病騒動に共に巻き込まれ、彼の印象も大きく変わった。無意識のうちに自らのことも彼のことも信用しきれていなかったのでは、と感じ、これからはもっと力を借りていけたら、と思っている。紙魚病で意識が薄れている時にべたべたと触れてしまったことを少し反省している。
     あまりひとに打ち明けたことはなかったものの、小説家としてしたかったことはほぼ完遂しており、言葉へのコンプレックスもあったため文壇から離れようかとも考えていたが、彼のかつての夢の重みと「先生の話が好き」という言葉を受け、前向きに作家としての自分と向き合ってみたいと思うようになった。感謝してもしきれない思いでいる。
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