Immutableのつづき的な話4+?(Aug.31 _ PM11:50)
「……明日から新学期じゃねェのかよ」
「ん?そうだけど」
既に消灯した室内で。
カーテンの隙間から漏れる月明かりに照らされた白い肌を見下ろしながら、上条は首を傾げた。
めでたく。本当にめでたく完了となった宿題たちは既に学生カバンの中に収められており、明日の提出を待つのみとなっている。……まあ、上条の場合は予期せぬ雷撃などでカバンごと消失する可能性は大いにあるので、提出まで気が抜けないは確かなのだが。
とは言え、とにかく宿題は終わったのだ。聡明な恋人のおかげで。
「元々徹夜覚悟だったからな。お前のおかげで助かったよ」
言いながら乱暴にTシャツを脱ぐと、ベッドの下に放り投げた。
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