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    Iam_r18

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    〜テディとヴィレルの出会い〜4日目編✌️

    最初にも書いた通り、走り書き自己満小説なので誤字脱字、文章力が死んでる

    ⛈️🐯が出会って4日目4日目

    「あと他に買うものか……」

    「なんでもいいんだよ?」

    昨日に引き続き、俺がここに住むために必要なものを買いに来た訳だが、

    意識疎外はしているものの、やはりヴィレルはもともとのオーラがあるからか注目されやすい。デカいし。でもジロジロ見られるという訳でもないが、やはり視線はある。

    「あの二人、イケメンなのになんか可愛い」

    「隣の人めちゃくちゃ背高くて、もう一人もかなり身長あるのに、ウケる」

    「でも顔とかさ、めっちゃイケメンじゃん」

    すごい言われようだな。

    女子高生か。今日は確か日曜のはずだが……日曜なのにJKブランドってやつか、本当に制服着てるし。

    「あ、天然石のブレスレットとか、………ヴィルみたいなのがあったら欲しいな」

    「ブレスレット?……いいけど。じゃああそこがいいな。自分で選んで作れるとこが確か近くにあった」

    「やった♪」

    ─────────────────

    マラカイト、白翡翠、モリオン、カットされた水晶、配列の繋ぎは金飾。

    「最高にお前じゃん✨✨✨」

    「よかったよかった。ついでと言っちゃなんだけど、それに俺の力を込めさせてもらったよ」

    「え……………盗聴?」

    「ないから💦💦💦💦」

    「そういうプレイも悪くないが……」

    「変わったご趣味をお持ちですね。別に引かないけど」

    「これしながらするなんて興奮する」

    「それは良かったよ……💧……明日はちゃんと可愛がってあげるから」

    「へっへっへっ……😊」

    やべ、ニヤニヤが止まんないわ。

    車を停めている駐車場までは歩く。その間はずっと手を繋ぎっぱなしだ。
    俺の利き手は左なので、右手首にブレスレットをする。つまりこれを踏まえて、今の状況を簡単に説明すると、片手にはヴィレル。もう片手首にはヴィレルのブレスレット。幸せか。幸せで脳内を犯されているなこれは。

    「家具も大体買ったし、時間空いたね。何か食べたいものある?」

    「食べたいもの………」

    ヴィレルの精s

    「いや、わんこそばが食ってみたい」

    「なんか、生命力回復して来てとんでもないこと考えるようになっちゃったな( ˶ ¨̮ ˶ ) 」

    己を恥じたい。すまん、テンション上がってんだ。

    「ごめんって」

    「ううん、いいよ。明日までだね」

    「うん、明日を過ぎて、……あんたが帰ってきた時は、いっぱいして」

    「うん、いっぱい愛すよ。いずれ口で強請るようになっても、その先も」

    「俺がビッチになる前提で言うのやめてもろて……」

    「俺にだけなら、ビッチじゃないよ 」

    「お前だけでも、そのビジョンだと淫乱になってるじゃないか」

    「おっと妄想失礼」

    ケラケラ笑ってど下いことを想像して話すこの男もやはり雄。

    ───────────────

    Amaz○nで頼んでいたものを確認すると、それはちゃんと入っていた。

    久しぶりだから、流石に少し硬くなっているだろうと思っていたので。

    自分の後ろの穴を再拡t……じゃなくて準備。
    前だったらもっといいものを突っ込んでいたが、今はこれが限界か。それよりもAGも日々進化している事実が恐ろしいが。

    「…………んっ、……」

    穴を綺麗にしてから少しいいサイズのエネマグラを突っ込む。入れっぱなしで慣らせるのはこれに限る。後の本番は、お相手にどうにかしてもらうしかない。

    昨日ヴィレルと一緒に風呂に入ったが、通常でもなかなかの大きさだったから、………まぁ、入らなくはないが………逆に気持ち良すぎてガバガバになったらどうしよう。

    いや、ガバガバにはならんが、俺どうなってしまうんだろうか………。

    風呂場で入浴の最中にそんなことをもんもんと考える。

    「ヴィルを先に風呂に入らせてよかった……」

    久しぶりなので、前の日から中を慣らしておく必要がある。

    「……………」

    なんかこうやってもの使って1人でするの、何気に初めてだな。

    「はぁ…………」

    ────ルド、俺は元気だよ。

    シャワーに当たりながら、もう置き去りにした記憶の中の人物を思い出す。

    俺を最初に引き取って育て上げた、軍の大佐だった男。アーノルド。

    最初は父親、兄のように欠陥があるが使えるニュータイプとして、軍の中で俺の事を育ててくれた。
    欠陥と言っても、正確に対処すれば補える程度だったからだ。

    ルドは元々ゲイの質があった。
    そのため、成長していくにつれ発症が顕になる俺の欠陥部分。自律神経の乱れを、ルドはあっさりと躊躇わず合理的な方法の性交で対処した。

    …………理性的で紳士な男だったけど、まじ、手つきとか、変態だったな。

    別れが惜しいと言えば惜しいが、俺の道はそれが付きものなんだと覚悟はしていた。だから、悲しいないわけないが、いつまでも後ろを向いている訳にもいかない。

    「……………」

    湯船に体を浸かり、二回目の相手を思い出す。

    が、やはり名前を思い出せない。
    それは彼が、俺に重荷になって欲しくないと言って消していったからだ。

    どうせなら、顔も思い出させないくらいにしてくれたらよかった。

    しかし、どうやら、彼がいなくなってから彼の姿を知っているのは俺だけだった。

    彼は去り際、俺に残る彼自身の記憶を完全に消すことまではできなかったらしい。それは俺が彼と同じニュータイプの人間で、俺の脳はそれが効かないように作られているから。

    白髪にと紅色の瞳。
    彼はとても誠実だった。

    他人とならそんな関係になることもなかったのに、彼はやけに俺を気遣った。

    ルドのいた軍を離れて単独でも動けるように仕事場所を変えた先で、あとから入ってきた俺の元後輩。
    彼の世話係を頼まれ、彼と共に行動していた。言わば相棒ってやつだった。次第に互いをもっと強い絆で結んでおくためにも体の関係を持っていった。
    そして、彼が俺と同じ位の位置に立つことになると、彼は別にスカウトされ、俺とは別方向から同じ対象を追って行くことになった。
    いつの日かその話を仲間から伝えられ、同じ対象を追っているのだとわかって、また手を組んだ。

    そして追って、追って、追っているうちに……

    こんなとこまで記憶がはっきり覚えているのに、あいつの名前だけ思い出せないのが残念だ。

    それだけが俺の今の心残りだ。

    覚えていられたら、お前を弔えられたのに、

    アイツは………なんで……

    「…………俺が、もっと強かったら」


    いや、やめよう。やめたい。

    こんなこと呟いたところで、過去は変わらない、
    今の忘れられないこの記憶も、どうにもならない。

    忘れるのはもっと嫌なんだから。

    「ヴィル……」

    いや、ちょっと待て。思えば今まだ、ものが入ってる状態で何呼んでんだ。アイツはすぐ来るタイプだぞ。

    「来なくていい。ただ呼んでみただけ」

    ─────────────────

    彼がどれほど、重たいものを背をっているのかは
    俺の目には余るほどにわかっている。

    呼ばれたらすぐにだって行くこともできる。
    けど、彼は今自分がどんな状態なのか、自分が一番よくわかっているみたいだった。

    人は人でも彼は新しい人間だ。

    彼は乗り越えないといけない壁が、山ほどある。
    ましてや、今の試練は砂の底から、また小さな砂粒を掴み出そうとしている。

    彼は思い出したい名前がある。
    けど、それがどうしても思い出せないのだと……


    俺を呼ぶ声に、応えようとするが

    「来なくていい。ただ呼んでみただけ」

    そう言うもんだから、明日の夜までに彼が答えに辿り着くまで、今の俺は見守るだけ。
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    recommended works

    和花🌼

    DONE夏祭りワードパレットを使用したリクエスト
    7 原作
    ・帰り道
    ・歩調を落として
    ・特別
    ・あっという間
    ・忘れられない

    暑苦しいほど仲良しな二人を楽しんでいただけたら嬉しいです。
    夏祭り 7(原作) 夏祭りといえば浴衣を着て、友人や家族、それに恋人なんかと団扇で顔を仰ぎつつ、露店を横目で見ながら、そぞろ歩きするのが醍醐味というものだ。それに花火も加われば、もう言うことはない。
     だが、それは祭りに客として参加している場合は、である。
     出店の営業を終え、銀時が借りてきたライトバンを運転して依頼主のところに売り上げ金や余った品を届け、やっと三人揃って万事屋の玄関先に辿り着いた時には、神楽はもう半分寝ていたし、新八も玄関の上がり框の段差分も足を上げたくないといった様子で神楽の隣に突っ伏した。そんな二人に「せめて部屋に入んな」と声をかけた銀時の声にも疲れが滲む。暑いなか、ずっと外にいたのだ。それだけでも疲れるというのに、出店していた位置が良かったのか、今日は客が絶え間なく訪れ、目がまわるような忙しさだった。実際のところ、目が回るような感覚になったのは、暑さと疲労のせいだったのだが、そんな事を冷静に考えている暇もなかった。
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