上野P「いやぁ似合うじゃないか二人とも、なまじ顔は良いだけある」
アイ「言い方」
アルビフロラ「っていうか俺達この服着る為に生命町に戻されたんですか?!」
上野P「別に構わないだろう、君達なら時間もさほど掛からんだろうて」
リコ「構うわ!こちとら宇治抹茶パフェを食べようとしていたところだぞ!」
上野P「めっちゃハネムーンを楽しんでるな君達」
アルビフロラ「はっははははね、はねむ?!
先生には地方の偵察って話しましたよね俺達?!」
上野P「おいおい私を舐めるなよ?
アルビフロラ、お前の不格好なプロポーズはちゃんと見たからな。
少なからず生命町は余すところなく
私の目が届かない所など無いと思え」
アルビフロラ「ディストピアですよもう!!!!」
パサ「いやぁ久しぶりに見る後輩のツッコミレベルが
上がってる気がするわぁ……」
曼殊沙華「あっ、パサさん達だ……こんにちは」
マンユエ「はいこんにちは。ウェディング衣装、とっても似合ってますよ!」
渉「良いよねぇこういう服! 僕も作れたら良いのになぁ~」
スターチス「しかし顔の傷はやはり痛々しいな、どうにか消せないのか?」
小春「曼殊沙華は今でも美人だしもっと映えるだろうしなぁ……。
アルビフロラお前ドールの研究してたなら化粧くらいわかるだろ?」
マンユエ「死化粧ですか? 私も一応勉強してましたが……」
アルビフロラ「いえ……何度か試そうとしたんですが……」
曼殊沙華「アルね、何回かぼくにお化粧しようとして、諦めちゃったの」
パサ「えぇ~なんでさ勿体ない!
曼殊沙華ちゃん今でもこんなに可愛いんだからお化粧したら……」
アルビフロラ「…………」
小春「…………もっと目立つな」
アルビフロラ「外に出ることを考えて何度か試したんですよ化粧。
自慢じゃないですけど俺そこそこ手先は器用だし、
絶対いけると思ったんですよ……」
アイ「実際やって見たら余計目立ってしまってね……。
一度それで街中を歩かせたら結構大変なことになってね……」
スターチス「……軽率なことを言ってしまった、すまない」
曼殊沙華「……? 何の話、これ……?」
上野P「君、生まれる時代が違えば国の一つくらい傾かせられたろうね……」