『キスの日』ブレイバーンのキスは
一回の時間が長い、吸引力が強い、何度も繰り返てきてしつこい、イサミの体力や息が続くギリギリのところで丁度良く
イサミがキスだけで絶頂するポイントを的確に攻めてくるのだ。
それを何度も、何度もされるこちらの身にもなって欲しい。
そして、それをブレイバーンにやり返してやっても
"こんなにも気持ちいいんだから少しは加減しろ!"とは9mのロボットであるブレイバーンには響かずむしろ喜ばせてしまい押し倒され、ブレイバーンの大きな唇が柔らかくこちらを労るように遠慮がちに触れるだけのキスをしてくるものだから
"なんでそんなところはこっちのことを考えるんだよ!"とこちらが噛みつくようなキスをすることでようやくブレイバーンのブースターが爆発し、ブレイバーンの大きな舌が俺の小さな口内に無理やり侵入してくるとブレイバーンでいっぱいで苦しくて気持ちいい何時ものキスに変わり
"あれ?もしかして俺がこいつのブースターをかけていたのか"とようやく気がつく。
『イサミ、他のことは考えないでくれ』
"いや、おまえのことを考えてるんだが"
ブレイバーンの頬をモールス信号のように撫で、【おまえのことを考えてた】と伝えるとエメラルドグリーンの瞳を大きく開き、白い湯気が出そうなほどにこちらの理性を溶かす熱い排気熱がフーフーと吐き出され、確実にブレイバーンもこの行為に興奮しているのだと伝わり、俺も共鳴するように興奮してしまいフーフーと獣のように息を吐き出し、ブレイバーンと同じようにキスをする。
一機と一人でくたくたになるまで全力でお互いにキスをして、
結局は"俺もおまえと同じ気持ちなのだ"とわからせることだけはできているので良しとする。