🌈📜🎸「絶対に!!嫌だ!!私は誰のものにもならない!!」
ホテルにアダムの絶叫がこだまする。
エクスターミネーションで瀕死の重傷を負ったアダムだったがなぜか生かされ、ホテルに身を置いていた。
傷が癒えるまでベッドに寝たきりだったがようやく動けるようになり今後の処遇を決めていた矢先だった。
「なぜ!!私がお前なんかと!!」
「私だってお前との契約なんて。何の力もない木偶の棒を私の懐に入れないといけないんだ。だが、お前を誓約なしでここに置くには娘に危害が及ぶ。だから仕方なくだな」
「私はあのお花畑ちゃんには何もしない!それでいいじゃないか!」
「口約束ほど、軽いものはない」
ようやく傷が治ったアダムの身体を締め上げた。
「ぐ…ぅ…」
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