ミスオエに100のしつもん!~前半戦~1 あなたの名前を教えてください
「ミスラです」
『・・・オーエン』
2 年齢は?
「オズやフィガロより下ですね、オーエンも同じです」
『僕はミスラより下だよ』
3 性別は?
「男ですけど」
『見てわからないの?』
4 貴方の性格は?
「面倒見がいいですね」
『誰の話?』
「俺ですけど」
『ふうん。僕の性格は普通だよ、普通で、とっても優しい』
「まあ、だいたいそうですね」
5 相手の性格は?
「いつも機嫌がよくて、ニコニコしてます」
『ミスラはいつも機嫌が悪いよね。ふふっ、眠れなくてかわいそう』
「そう言われると、なんだか急に眠たくなってきたな。殺して抱き枕にしていいですか」
『だめに決まってるだろ』
6 二人の出会いはいつ?どこで?
『ずっと昔、夢の森で』
「そうでしたっけ」
『おまえが急にやってきて、僕を殺した。忘れたの?』
「ああ、そうでした。死んだと思ったのに石にならなくて驚きました。なのでもう一回殺したんですが、やっぱり石になりませんでしたね」
『ムカつく。近いうちに絶対殺すから』
「はあ、あなたにはできませんよ」
7 相手の第一印象は?
『ムカつく』
「思ったより強かったですね」
8 相手のどんなところが好き?
「いつもにニコニコしてるところですね。しゃべりやすくていいと思います」
『そう』
「あなたは俺の顔が好きですよね」
『そうかも』
9 相手のどんなところが嫌い?
『急に襲ってくるところ』
「たまに何を言っているかわからないところですね」
10 貴方と相手の相性はいいと思う?
「いいですよ」
『最悪』
11 相手のことを何で呼んでる?
『ミスラ』
「オーエンです」
12 相手に何て呼ばれたい?
「別に・・・好きに呼んだらいいと思いますけど」
『へえ、野生動物って呼んでもいい?』
「なんかムカつくな。違うのにしてください」
13 相手を動物に例えたら何?
『ナマケモノの皮を被った獰猛なサメ』
「かっこいいですね」
14 相手にプレゼントをあげるとしたら何をあげる?
『びっくり箱。ケルベロスが入ったやつ』
「大事なペットが死んでもいいんですか?」
15 プレゼントをもらうとしたら何がほしい?
「前に料理をつくってくれたんです。真っ黒の、またつくってほしいですね」
『ああ、夜に白いべとべとがかかったふわふわの甘いのが食べたくなったのに、ネロが部屋にいなかったから見様見真似でつくったらできたやつ。めんどくさいから、ネロにつくってもらってよ』
「ネロの料理に黒いのないんですよね。なので、あなたがつくってください」
『そう、じゃあまた今度ね』
16 相手に対して不満はある?それはどんなこと?
『お茶会してるときに、急に殺そうとしてくるところ』
「なんかムラっとするので」
17 貴方の癖って何?
『癖?若い魔法使いたちと遊ぶのはよくやってる』
「楽しそうでいいと思いますよ」
18 相手の癖って何?
「すぐ死にますよね」
『おまえのせいだろ』
19 相手のすること(癖など)でされて嫌なことは?
「やっと眠れたときに、悪夢を見る魔法陣をベッドの傍に書いていくのはやめてください」
『楽しい夢は見れた?』
「オズとフィガロが女装してました」
『うわ、もっとマシな夢見れないの』
「あなたのせいですよ」
20 貴方のすること(癖など)で相手が怒ることは何?
「殺すと怒ります」
『当たり前だろ』
21 二人はどこまでの関係?
『どこまでって?』
「北の国で出会って、一番遠いところでは南の国まで行きましたよ」
『じゃあ南の国までの関係ってこと?』
「そうですね」
22 二人の初デートはどこ?
「死の湖ですかね」
『何回目に行ったやつ?』
「知りません。一緒に夕日を見たときです」
『あれってデートなの?おまえに無理矢理連れて行かれただけなんだけど』
「そうですか?満更でもない顔してましたけどね」
23 その時の二人の雰囲気は?
『好きに夕日とか、景色を見て、静かで自由だった』
「あなたの赤い瞳が、夕焼けの空に溶け出しそうで綺麗でしたよ」
24 その時どこまで進んだ?
『どこまでって?』
「あの日はあまり移動しなかったから、夕日を見た湖のほとりから一番遠かった場所は俺の家でしょうね」
『じゃあミスラの家まで進んだってこと?』
「そうですね」
25 よく行くデートスポットは?
『中央の市場のカフェ。死人の皮膚の間に白いべとべとがはさまったのがたくさん重なってるやつに、赤い血みたいなドロドロをたくさんかけて食べる』
「甘いものがある場所に行くとニコニコ楽しそうなので」
26 相手の誕生日。どう演出する?
「めんどくさいですね。どうして欲しいですか?」
『甘いのたくさんちょうだい』
「じゃあネロを脅してつくらせます」
27 告白はどちらから?
『告白って?』
「相手に愛してると伝えることです」
『じゃあミスラだね』
「いえ、あなたです」
『愛してるなんて言ったことないだろ』
「いつも顔に書いてありますよ」
28 相手のことを、どれくらい好き?
『消し炭と同じくらい』
「結構好きですね」
29 では、愛してる?
『そうだね、消し炭と同じくらいには』
「今日はやけに積極的ですね」
30 言われると弱い相手の一言は?
「魔力は俺の方が強くてオーエンが弱いので、オーエンが言われると弱いのは「アルシム」ですかね」
『は?弱くないんだけど』
31 相手に浮気の疑惑が!どうする?
「どうもしませんけど」
『何をしたら浮気なの?』
「よくわかりません」
32 浮気を許せる?
「はあ、まあどうでもいいです」
『そういえば、昨日ブラッドリーの部屋でお酒を飲みながら取引してたら、飲みすぎちゃってあいつのソファーで寝ちゃったんだよね。起きたら毛布がかけてあってさ、意外とマメだよね』
「は?殺しますよ」
『嘘だけど。これって浮気なの?』
「さあ、よくわかりません」
33 相手がデートに1時間遅れた!どうする?
「どうもしませんけど」
『時間とか決めないし、よくわからない』
34 相手の身体の一部で一番好きなのはどこ?
「顔ですよね」
『そうかな』
「手とかも好きですよね」
『そうかも』
35 相手の色っぽい仕種ってどんなの?
「立ってるだけでそれなりに色っぽいとは思いますよ。まあ、俺ほどではないですけど」
『泳いだあとに髪をかきあげるのは、らしくていいんじゃない』
36 二人でいてドキっとするのはどんな時?
『急に「ムラっとしました」って言ったとき』
「オーエンといるとよくムラっとするので、殺してしまうんですよね」
37 相手に嘘をつける?嘘はうまい?
『つけるよ。とっても上手にね。ミスラは嘘つけないよね』
「はあ?あなたよりはうまくつけますよ」
『……そう。そういえば昨日、僕が残しておいたびしゃびしゃの甘いの食べただろ』
「ええ、目の前にあったので」
38 何をしている時が一番幸せ?
『ふわふわの白いのをボールにいっぱい食べてるとき』
「最近は寝てるときですかね」
39 ケンカをしたことがある?
「あります」
『あるよ』
40 どんなケンカをするの?
『魔法舎の中で殺し合いとか』
「魔法舎の外で殺し合いとかですかね」
41 どうやって仲直りするの?
「特にしないですね」
『僕が謝ったりするわけないだろ』
42 生まれ変わっても恋人になりたい?
「そもそも今恋人なんですか?」
『知らない。なんとなく楽しいから一緒にいるだけ。生まれ変わってもそうなら、一緒にいるんじゃない?』
「同感です」
43 「愛されているなぁ」と感じるのはどんな時?
「よくわかりませんが、眠れない夜に、たまに抱き枕になってくれるときはいいと思いますよ」
『僕は優しいからね』
「まあ、眠れませんけど」
44 「もしかして愛されていないんじゃ・・・」と感じるのはどんな時?
『殺してくるときは最悪』
「ムラっとするんで」
『おかしいんじゃない?』
45 貴方の愛の表現方法はどんなの?
「愛とかどうでもいいですけど。むかむかしたら離れて、物足りなくなったらまた会いにいけばいい。従わないなら力づくで従わせてやります。俺の方が強いですし」
『はあ?そんなので僕が従うと思ってるの?』
「なんだかんだついてくるじゃないですか」
『無理矢理だろ』
「でも楽しそうですよ」
46 もし死ぬなら相手より先がいい? 後がいい?
『僕がミスラより先に死ぬわけない』
「俺の方が強いので、俺が後ですかね」
47 二人の間に隠し事はある?
『あるよ』
「そうなんですか?知らなかったな。教えてください」
『言うわけないだろ』
48 貴方のコンプレックスは何?
『ないよ。たとえあっても言うと思う?』
「俺もないですね」
49 二人の仲は周りの人に公認? 極秘?
「仲?たまにふたりでカフェに行くのは、みんな知ってると思いますよ」
『別に珍しいことじゃないしね』
50 二人の愛は永遠だと思う?
「愛の話が多いな。誰か知りませんけど、あなたが俺たちの今を愛と言うなら、しばらくは続くんじゃないですか」
『気まぐれなミスラに永遠なんてあるわけないだろ。でもたしかに、もうしばらくは一緒にいるんじゃない?』