今日は、腕のメンテナンスを兼ねて、カプセルコーポレーションへ来ている。
「オレの部屋ですみません。」
「気にしないでほしい、トランクスにしか頼めないことだから。」
腕の装具をメンテナンスしている間に、トランクスの部屋を見ている。
都会っ子の部屋、ここで服も借りようとしていたんだった。
そこにある写真に目を止めた。
「トランクス、この子が彼女?」
「あ、はい。悟飯さんに報告してませんでした。」
「未来から連れてきたんだろ。よかったじゃないのか?」
顔が真っ赤になっている。
「悟飯さん、オレ、幸せです。」
「よかったな、トランクス。俺だって、今は幸せなんだからお互い様だよ。」
大人になったトランクスは本当に幸せそうで良かったと思う。
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