とあるゲームで遊ぶグレシル小話己の分身……と言うわけではないが、無意識に自身に似せてしまうのは、誰にだってあるだろう。だって人間だもの。
もはやお馴染みロトゼタシアが誇る騎士の町兼大人気観光地。
その領主邸にて……パーソナルスペースという言葉が存在しない位、隣同士ゼロ距離で寛ぎながらとんでもなくデッケェ画面を睨みながらコントローラーを握る無骨な大男……グレイグと、長い足を優雅に組んで雅な動作で紅茶を味わいながら苦笑する濡烏の佳人……シルビアがおったそうな。
ちなみに座っているソファは大人が3人いても余裕があるデカい物らしい。勿論超高級なのは言うまでも無かった。
更に余談だが、他のパーティーメンバーは各々好き勝手に過ごしていた。
会話を楽しむ者やカジノに入り浸る者や、海で遊ぶ者、何かしらの作業に勤しむ者など……実に様々である。
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