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    bimiusa9931

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    bimiusa9931

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    これもせっかくなので投下します

    #AKIRA
    #山甲斐
    yamagataFei

    山甲斐でオメガバース(未完)「ひぁッ……も、やめでッ………ごめ、んなさッ………あぁぁ!!」

    鳥籠のように狭い部屋にみだらな音を響せる俺とひたすら快感を貪るだけの男が一人。

    「いやだっ!も、たすけ、てッ……やまがたァ………んぁああっ!!!」
    「うるせぇ!!騒ぐんじゃねぇよ!!!」

    思い切り頬を殴られて血の味が広がる。とても痛いハズなのに、その痛みすらも快感へと変わってしまう浅ましい体を自分のものだなんて絶対に認めたくない。それなのに、気持ちとは裏腹に通りすがりの見知らぬアルファの男に貫かれて俺の体は喜んでいる。


    「ひぅっ………あ、ん、んん、ひっぐ、うぅぅ……………」

    「体は、正直だなァ?もうちょい待ちな、今熱いの、奥にたっぷり、出してやるから、なァ!!!」

    「いや、まって、……だし、ちゃ、やだぁああ!!ん、んあぁ、赤ちゃん、できちゃう、からぁ、!!」

    必死の抵抗むなしく、男は言葉どおりに俺の奥深いところに余すことなく精を吐き出した。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    この世には一般的な男女の性の他に第二の性というものが存在する。そのうちの一つであるオメガが己の第二の性だと教えられた時は酷く絶望したものだ。しかもちょうどその頃は、1番慕っていた父親が浮気をして、身も心もおぼつかない状態であった。しかも浮気相手は男だった。父親はゲイだった。

    タイミングが最悪だったんだ。
    嫌なことばかり立て続けに起こって疲弊した俺は、幸せ街道まっしぐらな人生をかなぐり捨てて、ゴミがそこらじゅうに散らかってむさくるしさしかないような職業訓練校の学生へと転落した。


    家出した頃の俺はまだ幼かった。オメガに関するろくな知識も持ち合わせないまま成り行きで家を飛び出したので、発情期が近づくと街をゆくハイエナ共が欲望をギラつかせた瞳を向けてきたりもした。もちろん抑制剤など持ち合わせていなかったので、フェロモン全開で街中を右往左往する俺はそれこそハイエナの格好の餌だったという訳だ。


    「きみ、オメガ?
    そんな匂い漂わせて街ゆく人吹っ掛けて楽しいの?ど淫乱だね、これだからオメガは…」


    なんだかもう、とにかく辛くて、体の内側から溢れてくる初めての焼け付くような熱をどうにかしたいということしか考えていなかった俺は、目の前に現れた男の発する言葉も聞こえなくなっていた。ただただ、この内側にくすぶり続ける熱を、沈めたい。ただそれだけだった。


    その日、俺は純潔を散らした。



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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    Replies from the creator

    bimiusa9931

    DONEファイ&ギラヒムの誕生からスカウォ本編までに何があったのか、また彼らのこれからについて解釈したお話です。
    ⚠️スカウォと風タクのネタバレあり
    ⚠️捏造だらけ
    ⚠️ギラファイ前提
    ※作中に出てくる設定はハイラルヒストリアと百科の情報を元にしています。矛盾が生まれないように解釈したつもりですが、それでもところどころ見落としや説明の足りない部分があるかもしれません。
    それでもOKという方のみどうぞ!
    いつかまためぐり逢うその日まで【完全版】ファイが初めて天望の神殿で彼に出会った時、この世の全てを憎む禍々しさしか感じられなかった。彼女は無意識に、彼を倒さねばならないと理由もなく感じた。


    「フン、なかなかいいモノだね」


    戦闘中彼が「ファイ」に触れてきた時、理由もなく感じた既視感がなんなのか、感情を持たない彼女にはわからなかった。しかし、彼を倒さねばならないと強く思っていたはずなのに、何故か先程まで自分の考えていたこととは相反した思いが心の中を支配した。それは、人の言葉で言うところの「懐かしさ」というものであった。


    「さっきのギラヒムとかいう男、ファイに似てたね」


    何の気なしにファイの主人、リンクが呟く。
    聡明な彼女は悠久の時を生きて初めて感じた既視感とリンクの発言が無関係だとは思えなかった。自分はただ主人リンクのサポートをするためだけの存在でしかなく、感情も持ち合わせていないはずなのに、ファイの心の奥底にはもやもやとした説明のできない『何か』が確かに生まれつつあった。
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