20220903■カンタロウが枠線引けないの、ナギリに切りつけられたことにより原稿作成に関する技術含めてまだらに記憶がなくなってるだけで身体の怪我が元ではないんじゃないかな。じゃなきゃパイルバンカー持ち歩けないし……まで考えてて、ふと三木が弟一家に仕送りしてるのって弟が辻斬り被害にあって(身体の怪我か記憶喪失のせいかはわからないけど)働けなくなったからなのかなと思った。(以下妄想)
早くに両親を亡くして祖母宅で育てられる。特別裕福ではなかったので学生時代からバイト掛け持ちで学費・生活費を稼ぐ。長じて退治人職+αで生計を経てて家を出た後も祖母宅に仕送りを続けていた。そうするうちに弟が世帯を持った。子供ももうけて高齢の祖母を引き取って仕送りがいらなくなる。
しかしある日弟が辻斬り被害にあって働けなくなる。また経済的に支えなくてはいけなくなる。
……なんか年子なら特別身体が弱いとかじゃなければ弟も三木と同じように若い時から働き通しだったんじゃないかと思うからどうなんだろう。
■ナギリと先生、お互いの内心に踏み込まないからこそ成立している関係という所が好きだ。奇行に走るし強引に人を振り回すけど必要以上に踏み込んだりしないって明示してるし。(「無神経だったごめん」)
応援してるよ、とは言われるけどあくまで「退治人を目指し始めた苦労人の辻田さん」に向けてだからナギリは正面から受け止めない。
ナギリにとって先生は普通の生活の指標であってほしい。憧れではあるけど、そこに依存しようとすれば先生の生活ごと破壊してしまうからこれ以上近づきようがないみたいな。
主流の解釈から外れるんだろうけど、CPとして考えたら依存したい欲求を抱えながら成就しないのが一番エロい気がする。ニッチボッチステーション。
■カンタロウに辻バレは絶対やらないといけない禊だけどどうするんだろう。
更生というか罪の意識を芽生えさせるために守りたいもの(まる)と自分を必要とする居場所(アシ先)とやり直せるって言葉でお膳立てをやってきてようやく自分がやってきたことを振り返るタイミングが来て。
ごめんなさいしました、おつとめ済ませました、晴れて真っ当な人生です、やり直します、はいくらなんでも自分本位すぎる。こういった止むに止まれぬ事情があるのですって情状酌量を求めてもそれを許すのは被害者だし、何らかの落とし前は必要でしょ。
でもたとえばカンタロウにナギリがしてやれることってなんだ? また以前みたいに(今は描けはするけどずっと時間がかかるみたいだから。おそらくクオリティも)絵が描けるようにするにしてもナギリは教える側になれるのか。カンタロウもいわば敵から施しを受けられるのか。
同様にナギリも何かを失い、それを落とし前とするのも考えたけど、たぶんカンタロウ自身が憎しみや怒りに突き動かされてるんじゃなくて、進路喪失の空虚を辻斬り討伐で埋め合わせしてるだけだろうから望まないだろうし。
■ナギリがナギリ自身を討伐するしかないんだろうな。忘れられることを恐れているのはナギリを人の記憶から消すオチなのかも。そういやib二次が近いオチだな。神在月の容姿をゲルテナに寄せてるの何か意図あるの。