武藤さんの6景がヤベェって話浅草ロック座 Breath 1st 🌸
ひたすら推しの感想
※演目のネタバレがあります!!!
※オタクが感じた事100%煮凝りみたいなものなので演者さんや制作さんの意図していない事ばかり書いているかもしれません。
※見てる時頭が感想というか気持ちでパンパンになりすぎて苦しかったので一旦ここで整理したい…みたいな感じでその集積所なのでほんとまとまりの無い文章🗑️
1頭以来の推しさん摂取にはだいぶ刺激の強い浅草。
私はいつも浅草が近付くとちょっと胃がキリキリしたりして笑
そんな感じで迎えたまだまだ外階段の待機には寒い季節。
とは言え、暖かい日差しの日に始まった春の新公演🌸Breath🌱
6景🌱
前置きなんてどうでも良い。
まず、まずとにかく6景のメイン景の話からさせてください。
久しぶりのソロ景は武藤さんの本領発揮。
これだ…これが武藤つぐみだと言わんばかりの6景。
幕が開くと打ち寄せられたものなどのガラクタに雪が積もっているようなセット、そこに静かに登場するモノクロの武藤さん…(車の音などがする気がするので、どこかから集積された物たちなのかも?)(網と浮き玉?があるので海のものが混じっている感じ)
その頭上には粉雪が降り頻る…。(もうここだけでありえん美しい本当にステージ写真お願いします)
ダンスに乗せながらそこに散り散りになった壊れたものたちを使って戯れていく。
動くたびに足元の雪が微かに舞うのが本当に綺麗…
バイオリンを壊れた傘の柄で弾いたり(ここの一連の流れめっちゃいいかっこいいし綺麗しエモい…)ダンベルを持ったり、そして壊れたブランコを机がわりにバレエシューズをトントンと揃え、腰に引っ掛けていたスカーフを取りブランコに結く…
見ればすぐに気付くと思うのですが、この一連のアイテムは1〜5景(7景も?)までのそれぞれを象徴する物たちなんですよね、たぶん。
むしろ、この6景の為にあえて象徴的なアイテムを各景に散りばめているのかと思うくらい。
この演目、(盛大に間違っているかもしれませんが)私が受け取った感じだと、時期も考えたらFlashの2景(Flower(f10wer?))であったようなコンセプトの景なのかな?とか…。(明言は伏せますが、今年1月にも大きなことがありましたね…)
同じガラクタ(廃墟?)から始まる共通のテーマ?とセンチメンタルな世界観。
しかし失ったものの描き方が違うなと思ったのはFlashは命への追悼に見え、Breathは突然奪われた日常そのものへの哀悼、そしてそこから芽吹く新たな息吹や再生がテーマなどと感じたりしました。
まさにBreath…いやBlessなのかもしれない🌱
日常の崩壊、それは日々生きている人、街、空気、思い出、はたまた1〜7景という私たちが当たり前に享受しているストリップそのものだったり、そんなメタ的な目線も感じてしまい…。(ないかも…すいません…)
私たちのこの日常だっていつ壊れるか分からないもので。何かが壊れる時には必ずそこに生きていた人のそれぞれの息づかい、そして物語があって。
この各景の象徴達はそれなのかななんて…。そんな風に私には見えました。(私にはね)
最初に挟まれた時計の音も相まって、ステージ上が過去に囚われた空間に見え、それこそ前作(?)Flowerの世界観で失ったものだったり、そこに置いてきたもの、置いていかざるをえなかったもの、その残留物の集積のようで、武藤さん自身もそこに取り残されたままの存在に見える。
忘れられず囚われているもの、忘れてしまう罪悪感、だからこそ縋ってしまう遣る瀬無さ。
止まった時の中で白黒の武藤さんが色のない世界を戯れるみたいな1曲目、靴下ひとつのところを見ると、そこにも何か意味がありそうで…靴も履かずに逃げてきた子だったのかなとか…、(いや違うかも…わからん)でもその存在感はまるで置いてけぼりの付喪神のようで。
そこからブランコと共にぐいっと立ち上がるのですが、それは操り人形のようで。
立ち上がらなきゃいけない…と強張る背筋を伸ばし、踏み出す一歩だからこそ重く、寒く怖い。(いや、ほんと自分の解釈)
服を着替えてモノトーンから目の冴えるような虹色の綺麗な端切れを集めたようなベット着に着替え、小さくなって座り込む。(この時、足元に散らばった雪を集めてふっと散らすのがめちゃくちゃ美しかった…。。。)
一歩一歩踏みしめてそして盆に着いてポンっと始まる3曲目。
まるで世界が創り変えられるような気持ちになる。
そこからの武藤さんのダンス…ほんとにヤバかった……。
今までもイノセントだったり重めだったり難しい景をたくさん背負ってきた武藤さん、これまでも微かな光に向って終わっていることが多いように思ったのですが、今回の光へのクレッシェンドはあまりにも大きくて世界を救えてしまう程の光を撒き散らしながら舞い踊る。
ファムファタの時に感じた剥き出しのものを吐き出すような感情爆発とも違い、ベット曲のタイトル通り全身で力いっぱい喜びを表現しながらも、その奥に確かに傷付いて戻らないひび割れを抱き、それでも春は来ると言わんばかりに優しく強く無邪気な踊りだった。
前半とは真逆に、今度はまるでまた新たにゼロから次々と命の種を植えていく小さな神様そのもののようにも見える。
武藤さんが舞った跡に花が咲いていく。
聞こえてくる歌詞と動きが合ってたりもうなんか、初日からあまりにも全てが最適解すぎて、曲が身体にあまりにも馴染んでいて凄かった。初日から楽日のように出来上がっていて曲を聴き込んでいらっしゃるのかもうご自身の中に答えがあるのか、それを全身で放出している、答えがみえているからこそ思い切り良く伝わるものもシンプルにど直球に胸に刺さってきて…いやそれがどれだけ凄いかって話で…。
大きなセンテンスは決めながらも、勿論見るたびに違う動きをしている。生きてるみたいにどんどんどんどん変わっていく。
多分何度見ても同じステージには2度と出会えない。
どこに飛んでいくかも分からない。
武藤さんの脳と心臓を通ってあの美しい手足へ完璧に伝達されたものは、それが全部大大大正解で、それはこのステージが証明している。
武藤さんのステージはいつも良い意味でのスクラップアンドビルドだなぁって思うんですけど、今回は景自体が俯瞰で見るとそんな感じさえしてて…
兎に角凄かった。もうほんと凄いしか言えなかった…凄いんだもん。
しきりに何かの種を植え、育て育て…🌱とおまじないのように育んでいくような振りがあって、もうここが大好きだ…もうほんと愛しすぎる泣いちゃう。どうしたらこんな振りが思いつくんだろ。
自分の体を叩いて喜びを表現するようなところもダメ泣いちゃう。
指や腕をめいっぱいつかってありとあらゆる動きをしてくれるその全部が愛しい。
細かい手の表現や足の表現まで全部神経が通っていてどの動きも好きだ、頭の先から髪の毛の一本一本、足の爪先に至るまで全身が表現者だと思った。
ラストに向けて雪の中から、咲くはずのない向日葵が咲き誇るかのように無邪気な笑顔で歓びを表す、この感動って、文字で書けるようなもんじゃない。
今景はどこから見るのが良いとか本当に無い。360度死角なし。座ったところが神席。できたら盆周りでその繊細な表現を見たいけど。
自分は何に付けても角度角度と…角度にこだわり過ぎていたのだ。武藤つぐみは360度どこから見ても良いに決まってるだろ。(自分から言っといてな)(さんを付けろ)(でもやっぱり角度の鬼📐)
そしてあまり今までの武藤さんにはイメージのなかったあの方のあの曲がこんなにも合ってるなんて…!
虹色の端切れを合わせたようなベット着、おそらくMVからのインスパイア?かと思うのですが、景に凄く合っていて前半の白黒の世界との対比が凄く良くて…。
端切れは色々なものが合わさってひとつの形を象って、思い出や経験、辛いこと、悲しい事、楽しい事、嬉しい事、生まれていく事、死んでいく事、今日一緒に踊った仲間、春夏秋冬、10年、そして人生。その全てを纏っているように見える。
この3曲目(立ち上がり)の中だけでも序破急と進むごとに見え方が変わっていく。
着替えてからの茫然と膝を抱き登場する所は少し衣装と表情とのギャップがあるのですが、(凄く良い)それがどんどんどんどんダンスが進むごとに表情に合わせて武藤さんの為に誂えられたもののように体に馴染んでいき、衣装と共に輝いて見えてくる。
衣装の印象までもご本人の表現の手の中にあるとは…
私はこの景を見た後あまりの衝撃でポチ袋に急いで感想をしたためチップにして差し入れたのですが今考えたら支離滅裂な言葉になっていたなと思い、ちょった後悔しています。届かないけど懺悔をしたい…
今まで私は武藤さんの何を見てきたんだろう?て思うくらい武藤さんの新しい魅力に触れて〜みたいな事を書いてしまったのですが、意味不明ですよね…いや、でも本当に「新しい表現」に見えたのには理由があって…。
私の中で武藤さんはいつも月なんです。
夜なんです、明けることのない夜の支配者「月」だったのです。(月神だけにね)
陰陽で言ったら格別にカッコいい陰の方…
でも今回の景は夜明けというか、ずっと夜だった武藤さんが後半、力強く太陽に向かっている…そのあまりのハイコントラストに衝撃を受けたのです…。(勿論私の見たことない演目やステージでやられていたかもしれませんが、私の中で、です。)
暗闇の中を揺蕩い微かな光を乱反射させて輝く表現が上手かった武藤さんにこんなにも力強く朝日が差している、そしてそれがこんなにもマッチしていることに物凄い新鮮さを感じました。
いや、、でもきっとこの景はずっと心に夜を抱えてきた人だからこその表現なのだろうな
少し通ずるところで言うとDaydream6景なのかなと思うのですが、あれは森の中に差す木漏れ日を縫うような暖かい光を感じて、今回は燃えたぎるような太陽の破片を感じる…通ずるようでいて、やはり私の中ではだいぶ違う。
だから今までと通ずるところがあると思いきや全く新しい(と私は感じた)この景を初日からこんな、こんな完成度でやってのける武藤つぐみさんの表現の果てしなさを前に自分は今まで武藤さんの表面しか…いや表面すらも見えてなかったのかも…とただただ打ち震えたというか…
そうかこれが武藤つぐみさんが10年ここで培ってきた表現力…🌱
いやご本人が人生をかけて育ててきた才能の大樹か…🌳と。
私はファンだから武藤さんはステージにいるべきお人…、と思っていたけど、違ったのかも。もう、ステージの方が武藤さんを離さないんだろう。ステージの神様に魅入られてしまった人なんだろう。
武藤さんという凄いダンサーに出会えてよかったなって本当に思ったんです。
とは言え立ち上がりは5分程?ずっと激しい感情のこもったコンテンポラリー。。どうか体力、精神共に健やかに、役に飲み込まれすぎて消耗しませんようと祈るばかりです…。(いつも祈っとる)
景の構成的に6景は凄く重要な所を帯びていて、一旦全景のパーツを集め、この景でエンディングを迎えるようにも見えます。
そして、デビューの方ということもあり7景は新しく芽生えたものなのかなとか🌱
流れを壊さないよう繋がっている友坂さんのコンマスから始まる景、賑やかで凄く楽しくて良い🥹🎻♬
逢見リカちゃん、本当アニメみたいに可愛いよ〜🥹
さて…サブ景について行きましょうか…はぁ…はぁ…(もう息切れ)(⚠️ここから突然IQ3になります)
3景🫶
2021年版のFEMME FATALE 3景のバージョン違いの再演?
693(むぅここみ)💜という謎の婚活アプリの営業さん設定の友坂さん、武藤さん、宮野さん、篠宮さん…。
ロッカーになりたい!!!!!!!!!
古来より日本三大無機物は床・壁・天井とされてきましたが、ここにきて新日本三大無機物の1つに認定します。(足場🦋・道路🏎️・ロッカー📱)
ちょっとまってちょっと待って。
武藤つぐみちゃんにその衣装(ありえんスリットのえちえちスーツ)着せた人ほんとに出てきて欲しい!!!表彰表彰!!!
はー…ロッカーに足をガンッとかけてコピー機されるところたまらんたまらんすぎませんか…?
大変無理で賞🥇2024受賞です
美脚が美脚すぎてもうそれはロッカーとえっt…
私は明日から職場のロッカーを冷静な目で見れる気がしません。
鏡で自分の顔を見つめるちょっとナルシストな姿とかもうその横顔が既に美しいよ!!!!!!!
私はいつかGTRをしている武藤さんが見たいという夢があったんですが半分くらい叶っていると言っても過言ではありません。
スーツ本当似合ってる。かっこいいし綺麗だし。
いや、お姉さんだなぁ、すっかりお姉さんの色気だなぁ…
もう本当…本っっっっ当に…くーーーー🥴
むぅここみのハートポーズの練習、友坂さんは武藤さんにだけめちゃくちゃ甘いのも萌えポイント。
あと、大入りになった時まさかのまさかの、ロッカーから登場。いや、見れば分かるんですがロッカーめっっっっっちゃ細いけど、そこに入れるのって2次元だけですよね???
つまり武藤さんは2次元…?
バリキャリOL風、でもカバンにハチワレでしっかり武藤さんらしさアピールしてる所もかわちい…🥹
もう何っっっっも考えず武藤さんの美脚に陶酔できる時間です。
友坂さんのこの3景、友坂さんのベットからずーーーっとニコニコしちゃう。もうほんと友坂さん可愛らしいしえっちだし楽しい。どんどんストッキングを破るのが芸術的になられて…最高。
4景🎭
仮面舞踏会のような景での正統派王子様風お兄さん。
くぅ…!今回はこう釣ってきましたか!!!🚺💸
題材は分からないのですが、ストーリーは何となく身分違いの恋なのかな。
睡蓮の葉の手入れをしてる武藤さんはそんなに身分の高くない男の子で、ある日貴族の女の子(らぶちゃま)に恋をしてしまい、その子に会いに仮面舞踏会?に紛れ込む…という感じでしょうか。(違ったらすみません)
舞踏会ではメイン格のはずの武藤さんよりもダンサーさんの方が派手な貴族衣装で、武藤さんは貴族衣装を羽織っているだけ…というのもあり、そんな感じなのかなとかとか。。
幕が開いた時のらぶちゃんの大きな瞳がさらに大きく見開かれるところほんときゅるきゅるしてて可愛いです🥹
大好きなブリジャートン家的な雰囲気もあってマスクの下ずっとニヤニヤしちゃう。
もうこの2人を応援したくてしたくて堪らなくなる。らぶちゃまがこの景が1番好きと言っているのも分かるくらい、愛に溢れた可愛らしい景👸
ひとしきり踊った後お互いの仮面を外すのですが🎭仮面を外した瞬間見える武藤さんの目線がやばくて。
withで武藤さんの視線について凄く凄く感動したのですが、今回はここが感動した視線ポイントでした。
らぶちゃんを見つめる瞳がもう曇りなくピュアに真っ直ぐ見つめていて、、それだけでドラマチックでああ本当に愛し合っているんだなと分かって。
その目で見られたらそりゃあ女の子はめろめろのメロですよって思ってしまいます。
らぶちゃんもずっとおめめがハートになっていて…(そんなふうに見えて)ほんと可愛い😍
しかしそんな身分違いの2人は一緒にはなれず…自分の分身として睡蓮の花を託し去ってしまう…(のかな?)
切ない…
細かいですが武藤さんが暗幕の中ではなく外側(見える所)を通ってくれる演出が凄くいいです🥹
暗幕って隠すだけが仕事じゃないんだな…別世界から来た感、忍んでいる感じが出ててすごい…。
らぶちゃんは最近つぐ兄と呼んでいましたが、「つぐ兄」なんよ……
春の特別公演。本当に特別です。
生きる喜びを全身で表現する武藤さん、網膜に焼き付けたい。
兎に角全世界の人に6景を見て欲しい…
絶対に心に何か届くと思う。
全世界の人、はやく見〜て〜〜