新レオドン鍛錬後のドナちゃん(3徹中)
ドナテロはよろよろとした足取りでソファに飛び込む。
緩慢な動作で枕に顔を埋め、突っ伏したまま動かなくなった。
「運動不足が過ぎるんじゃないか?ドニー」
震えている太ももをそっと触れるとびくんと動いて、枕の隙間から涙目で睨まれた。
批判するような目には肩を竦めるしかない。
確かに今日はちょっと鍛錬の内容は厳しかったのかもしれないが(実際ミケランジェロもその後大人しく部屋に帰っていったくらいだ)たかが数時間で動けなくなるくらいまでの肉体疲労はドナテロにも原因があるだろう。
「うぅ、鍛錬バカにはわからないよ…」
何やら唸りつつもその良く回る口から発せられたのは存外単純な悪口だったので、きっと彼もそれをわかっている。
961