新ミケレオ+ラフドン付き合いたてミケレオに巻き込まれRシリーズ
響き渡るのは喧々囂々としたふたつの声。
日常茶飯事な出来事はもう時報と大差ないレベルだった、問題なのは時間が不均等ってくらい。
この家がうるさいのなんていつものことだからもう気にもならずもう作業中のBGMだと思うことにしている。
「ちょっと!オイラのレオ取らないでよね!」
でも今日は珍しく、すぐにその音が止んだ。
勇敢にもふたりの間に飛び込んだミケランジェロは、そのままレオナルドの腰に飛びついた。
「ま、マイキー…今は忙しいから…」
そう言いつつちょっと頬を染めているレオナルドが見えて、ドナテロは作業の手を止めて観察することとにした。
何にしたって自分の主張を優先しがちななのに、案外骨抜きなんだなーって。
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