隣のにあま

雑多に投げていきます、垢作り直しました。

☆こそフォロ リクエスト おふせ
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隣のにあま

リハビリうちうち小説
『移ろい』
私は、最初こそ君を我が子のように愛していた。
出会ったばかりの頃の君は、傷だらけで目に生気も無かった。
ゆっくりと心を通わせて、対話を重ねた。
そうして見えてくる、君の明るく健気な心に、胸の内が温かくなるのを感じる事もあった。

そんなある日、君の悲鳴を聞いた。

駆けつけてみれば、顔も覚えていないような他の研究員が、君を押し倒してあろう事かその体を貪ろうとしていた。
私は気がつけばその研究員を突き飛ばして、君を抱きかかえて私の部屋に逃げていた。

腕の中で涙を流しながら、恐怖に震えていた君の頭を撫で、安心させるように何度も大丈夫だよと口にした。
ようやく安心したのか、君は私の腕の中で小さな寝息をたてて、眠っていた。

君をベッドに寝かせて、その髪を梳く。
未だ私の心は戸惑っていたが、それでも、君の愛らしい寝顔を見て、少しばかり安堵した。

君が大人になりかかった頃から、少しだけ、君の私を見る目に変化があることを感じ取っていた。

そう感じていた、それからしばらくして。
突然何の脈絡もなく、私は君に押し倒された。
どうしたのか、と問う間もなく、君に口付けをされた、熱く深い口付けを。

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