Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    バニ助

    刀絵置き場
    2019.04.12から始めました|ω・`)ノ コッソリ

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 8

    バニ助

    ☆quiet follow

    カンスト記念に描いた白さん
    瓜でけぇ…

    Tap to full screen (size:400x480).Repost is prohibited

    recommended works

    poskonpnr

    DOODLEisrn
    ワンドロお題の「夏休み」から連想ゲームをし、全く関係ない話になりました なんか夏 なんかまだブル─口ックおる
    +1Hぐらいやってる気がします すいません。。
    「え」
     嗅ぎ慣れたような匂いに凛は意識を戻した。辺り一面が白一色の部屋を見、ここが医務室の類であるとすぐに判断して首を回す。こめかみに鈍い痛みがあった。
    「あ、糸師さん、具合どうですか」
     返事をするまでもなく、看護士らしい男が凛の横たわるベッドをのぞき込んだ。そのスクラブを見るに、どうやらここは練習場にある医務室でなく病院らしい。
    「……っす、大丈夫です……?」
    「全然、無理しなくていいですよ。糸師さん練習してたんですけどね、倒れちゃって。覚えてます?」
    「……あ」
     久々の早朝練、まだあたたまりきっていない空気が心地良かった。気温の上昇を嫌って練習自体は昼前には終わることが決まっていたが、いつにもまして気をつけて水分は摂るようにしていたつもりだ。ただ、思ったより蒸し暑いのは気になっていて、あるタイミングから吐き気がしていたように思うが、それがどれくらいの時間帯のことだったのかはもはや分からない。覚えているとも、いないとも取れる微妙な相槌で凛が返すと、看護士は大して気にも留めていないように笑った。
    3073