(未定)「いやぁ、神代くんと天馬くんの関係について、君たちの発表を見た時は驚いたよ〜。随分と仲が良いとは思っていたんだけどねぇ。まさか恋人同士だったなんて…ということは、以前シェアハウスだと言っていたのも、同棲ということになるのか……こんなことを聞くのはあれかもだけど、男同士でも、やっぱり夜はそれなりに盛り上がるのかな?どのくらいの頻度でやってるの?…あーー…ごめんごめん、今のは冗談。そんなに気を悪くしないでよ〜」
「っ……」
頭の重くズキンとした痛みに意識が急速に浮上する。枕元にあるスマホの時計は午前2時を回っていた。ゆっくりと体を起こし、手で頭を押さえるとドクンドクンとした痛みが触れたところから全身に伝わってくるようで、症状がますます悪化したように感じられる。
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