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    mar_pokepoke

    @mar_pokepoke

    お絵描きを勉強しています。

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    mar_pokepoke

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    テラディオちゃん🧸
    晩酌にサボを盛られたテラがノリノリでディちゃまに迫ってるの

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    ポイピクミッシェルさん

    DONE月イチ企画の第七弾です。

    サイチくんが一人で🚬吸ってるだけのお話です🤭
    2023年7月 パンツごわごわ あー、煙草吸いたい。
     普段はあんまりそんなこと思わないのに急にそれはやってきた。なんだかすごく煙草が吸いたかった。俺は隣で眠る尾形を起こさないようにそっとベッドから抜け出した。

     尾形は多分、俺のことがすごく、すごーく好きなんだけど基本態度には出ないから。だから今も俺に背を向けて眠っていた。それがたまに無性に淋しいと思う時もあるけど今はそれがありがたかった。尾形に一ミリも怪しまれず俺は立ち上がり、真っ暗な部屋の中から脱ぎ捨てたシャツとパンツとズボンをかき集め、玄関先でそれを着て、スニーカーを履いて外へ出た。


     今日は夕方に雨が少し降ってアスファルトが冷めて、だから外へ出ても昼間の暑さが和らいでいた。ちょっとだけ涼しくて俺は嬉しくなった。俺のアパートの階段は鉄でできているから歩くとカンカンと音がする。ズボンの右ポケットに入っているスマホをチラッと見たら午前二時で。俺の部屋から階段までは距離があるけどもしかして、ひょっとしたら足音で尾形が起きてしまうかも。時間も時間だし、俺はゆっくり、踵から柔らかく一段ずつ踏みしめながら階段を下りた。
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    eye_0526

    DONEテランスとディオンが両思いになって付き合い始めるまで。です。
    前回の「憶い」↓
    https://poipiku.com/1074241/9637063.html
    がテランスサイドで、内容は同じですが今回はディオンサイドで話が進行します。

    前々回の「御伽噺」の続きですが、読まなくても大丈夫です。
    「御伽噺」はこちら↓
    https://poipiku.com/1074241/9608450.html
    依存 テランスに憶いを告げられてから、ディオンはテランスよく観察するようになった。肩幅が思いのほか広く、背中も大きい。それなのに腰が細い。目が合えばにこりと笑って「どうされました?」と高確率で言う。靴はいつも左から履く。くしゃみは二度することが多い。匙の持ち方に少し癖がある。などなど…。十年以上も一緒にいたのに初めて気づくことが沢山ある。
     男に憶いを寄せられるなど思っても見なかったが、テランスなら不思議と嫌悪感はなく、それ以上に幸福を感じた。更に、今はまだ殆ど寝たきりのためテランスとの距離はいつも以上に近い。が、もっと近くに…できるだけ長い時間を…と、欲するようになった。

     足音が聞こえる。テランスの足音だ。こつこつと小気味良いリズムで、床を擦るような音はさせないのが彼の特徴だ。踵から地面に足を落とし、足の裏全体で軽快に蹴る。
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    malsumi_1416

    DONE或いは、家名を捨てる話
    テランス最大の我が儘
    テ+デ 12歳
    生産元がテラディオなのでテラディオと言い張る
    ※注意:未成年飲酒表現がありますが、これを推奨するものではありません

    『老人と(略』の下敷きにある世界線
    弊テデの主従の成り立ちについての妄想
    テランスの苗字が分からない件に関して、自分を納得させるべく書いたもの
    誠意と覚悟屋敷から乗り付けてきた馬車を降り、無言のまま つかつか足音も高らかに石畳の上を歩いていく。
    後ろを慌てたようについてくるもう一つの足音に無視を決め込み、ディオンは貸与されている寄宿舎の部屋に足を向けた。

    従者は要らぬと言ったのに、よりにもよって大切にしていたたった一人の親友が昨日とは違う口調、態度で今朝から後ろに控えている。
    許されるなら、ただの友達でいたかった。
    悲しみは過ぎると怒りに代わり、ディオンの身の内に降り積もる。
    彼の大切なものを、自分のために奪いたくなかったのに。

    「ディオン様」
    「…っ、付いてくるな」
    「ですが」

    もういっそ文字通り翔んで帰ってしまおうかと何度か頭に過ったが、麗らかな日射しの元、昼前の明るい教会内の敷地には信徒や聖職者がそれなりの数残っていて、驚かせるわけにはいかないと努めて静かにディオンは歩いた。
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