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    り あ

    ゾイド(無印・ワイルド )、刀剣、テイルズ(AVGZ)、スタプリ(ララちゃん/ミルキーちゃん)などその時気になったものを色々描いています。
    まめる&りあ合同サークル「るりいろ」http://rril.marble.jp/

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    り あ

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    カフェ時空のクワガル
    小説というには拙いので書き散らしってことで

    ある朝目覚めたら、見知らぬ場所にいた。
    見渡してみると、どうやらレストランか喫茶店のような場所である事が分かった。
    クワトロはゆっくりと歩を進めながら辺りを観察していく。
    「ここは…私は一体…」
    ふとガラスの食器棚に映った自分の姿にはっとした。
    「これは…ここの従業員の服か?」
    なんとなく理解が進んだ。
    つまり「ここで従業員として働け」という事か。
    何の冗談だ。
    やれやれと溜息をついたその時、どこかから複数人の声がした。
    どうやら自分以外にも「呼び寄せられた」人間がいるらしい。
    声が聞こえた方向に向かうと、やはり従業員の服を着た者達が談笑していた。
    その中のひとりを見てクワトロは息を飲んだ。
    自分が手を掛けてしまった親友が目の前にいたのだから。
    心臓が早鐘を打ち、嫌な汗が流れる。頭はがくんがくんと激しく揺らされているようだ。
    このまま気を失い、目覚めたら元の場所に戻っていて欲しい。そんな願望が脳裏をよぎる。
    「が、ル……ま…」
    「シャア!!」
    クワトロに気づいた親友は嬉しそうに駆け寄り抱きついた。
    「君は…」
    「見知った者がいなくて心細かったんだ…シャアがいて嬉しいよ!」
    「ガルマ…」
    屈託のない笑顔が胸に突き刺さる。
    自分にだけ見せてくれた、かわいらしい表情。仕草。
    7年前となんら変わりないものが、自分が愛した、そして殺したガルマである事を証明してゆく。
    「ガルマ…私を……」
    「シャア、ボク、ホワイトベースへ攻撃した後の事を覚えていなくてな…。気付いたらここにいたんだ。」
    「それは…!!」
    ごくり、唾を飲んだ。
    「ボクは死んだのだろうか?それさえも分からないが…シャアと一緒なら天国でもこのお店でもどこでも楽しいよ。」
    そうしてガルマは夢のような綺麗な笑みを見せた。
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