月草の、籠を背負い、野道を行く。昨晩までの雨はもう止んだようで、黒い雲ははるか彼方。風の生ぬるさに眉を顰め、ああ、夕陽が落ちる頃にはまた一雨くるなと高坂は足を早めた。


緑が生い茂る土手の中に目当てのものがある。青く小さな花を咲かせるのは露草で、花の汁は口の中の腫れ物、目が赤くなった時、また尻が切れた時などに搾って塗ると良い。葉を乾燥させたものを煎じて飲めば、熱が出た時や腹を下した時に効く。
薬とは別に、露草はクセがなくて食べやすいから若芽を摘んでお浸しにすると美味しいのである。せっせと柔らかい葉を摘み、籠に入れた。この辺りは群生しているようで、沢山あるのが嬉しい。花芽は綿の布で作った袋に入れて、一通りを摘んだ。

行く年「お邪魔、します」
「うん、入って入って」

コートはそこ、手はそっちとハンガーや洗面所を案内されて男に着いていく。この家に来るのはもう五回目になるのだが、いまだに緊張してしまうのは俺がこの男をそういった目で見ているからなのだろうか。



「水木はさ、正月は実家に帰るのか？」
「えっ、正月……は、家にいる」

ちょうど世間的にはクリスマスが終わった直後のことだ。皆、正月はスキーに行くだとか海外に行くだとか、実家に、など。
口々に予定を宣言するのは何かしらの優越感に浸りたいからなのか、それとも今から戦場に行くのだという人々にとっては慰めが欲しいからなのか。
自分はというと、先ほども男に問われたように今年は実家に帰らず家でゆっくりしようと考えていた。というのは建前で、両親が流行の病に罹患したため帰ってくるなと言われてしまったのだ。

《婚内暗恋》22-所以一次就好了祝谨川怕纪柏洋会累，而且他应该是不喜欢人挤人，于是删了几个他印象里总是游人爆满的去处，剩下的话，应该就不会那么累了。
祝谨川仔细研究了就发现，林青倾应该不是因为不好玩打的C级，不然也不会给他推荐了，最有可能是真被这诚意满满的一套行程累够呛。
但纪柏洋体力肯定很好，是没问题的，他自己的话……平时也没问题，但现在有一点。
“纪柏洋。”
“嗯？”
一张书桌两头分坐，纪柏洋也在处理工作，听到祝谨川的声音，抬头从桌子对面看他，祝谨川有点心虚，从桌子底下用脚抱住他的小腿。
“今晚可以只睡觉吗……”
纪柏洋眉毛抬起，显然不认同这个提议：“理由。”
“明天要去玩，我想多去几个地方，我怕我起不来。”
“那就少去几个地方。”
“不行！”祝谨川直接收脚跺了跺，正襟危坐非常严肃：“这可是第一次……带你出去玩，不能马虎。”而且这还是第一次真正的约会。

《婚内暗恋》23-不喜欢吗？从正面很难进到最深，但是不会错过祝谨川任何表情，而他最终会射在两人身上，想想就已经下腹发紧。
“嗯……”
再来多少次，祝谨川也无法很好适应最开始被撑开的那种满胀感觉，怕站不稳，只能攀住纪柏洋的肩膀，低头就见那凶悍的家伙还在外露着一截，不由得倒吸一口凉气。
“等、先等一下！”
纪柏洋不理会他手忙脚乱的推搡，只是搂住他不让他滑倒，依旧坚定而缓慢地将自己往他身体的更深处顶入。
粗长的茎身将祝谨川湿热的肉壁一点一点地碾开，慢节奏的侵入和平时一闯到底那种瞬间的窒息感不一样，祝谨川的呼吸仿佛持续被抑制，只能发出颤抖的抽气声。
终于小腹紧紧贴上时，祝谨川的性器被挤压在中间，有点被漫长的插入过程吓软了，但随着纪柏洋开始抽动，很快又在两人的小腹间颤颤巍巍地立起来，一下一下地甩动在肚皮上，也发出和操穴频率一致的啪啪声。