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    みみっQ

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    みみっQ

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    ラーメンを食べる瀬名が可愛かったので勢いで書きました。🍜デートに🐱を誘う🦁のお話です

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    sayutaba18

    DONE正月はしゃぐいずレオ。「やっほ~セナ! 羽根つきしようよ!」
     そんな小学生みたいなセリフと共に、一月二日、レオが羽子板を持って瀬名家へとやってきた。
    「はぁ? なんで俺があんたと正月早々羽根つきなんてしないといけないわけぇ? ……とりあえず寒いから中に入りなよ」
    「セナ、ありがとう! お邪魔しま~す」
     分厚いダウンを着ている癖に、鼻と頬をリンゴのように真っ赤にしたレオが玄関先に現れたら、何の用かはさておき、暖めてあげないと、なんて思ってしまう訳だ。
     勝手に廊下へと歩み出すレオに「コーヒー入れるから中で待ってて」と声をかけると「はーい!」と返事が聞こえて、瀬名の部屋へと入っていく。
     手早くインスタントコーヒーを入れ、自室へと戻ると、レオはちょこんとテーブルの前に座っていた。
    「はい、コーヒー」
    「ありがと~! あ~温まる……セナの入れてくれたコーヒー……霊感が湧きそう……」
     やれやれと、引き出しからさっとノートとペンを取り出し手渡すと、さらさらとレオは音符を紙に踊らせていく。しばらくそれを眺めながら、瀬名が口を開いた。
    「れおくん何しに来たの? 人の家に作曲しに来たわけじゃないんでしょ~?」
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    sayutaba18

    DONEハッピーバレンタインないずレオ「セナ! もうすぐバレンタインデーだな~! 今年は何作ってくれるの?」
     貰えることが、さも当然とばかりに数日前にレオが言っていた。満面の笑みで。太陽のようは微笑みで。瀬名に貰えないなんて、万が一にも考えていない能天気さに呆れつつ、材料を買い揃え、何を作ろうかとレシピ本と睨めっこしていた自分は、やっぱりレオのことが好きなのだろうか。
     それはもちろん、好きか嫌いかで言うと好きだ。何を作ってあげたとしても喜ぶだろうその笑顔が見たい。いやいや、あのアホには付き合いきれないんだから。あくまで真にあげるチョコのついでに、余ったから仕方なくあげるんだから。そうだ、これは決して恋なんてものじゃない。
     雑念を振り払うべく、お菓子作りに取りかかる。始めにタルト生地を焼いて、今回はチョコレートクリームと、生クリームにあいつの好きなコーヒーを混ぜ、コーヒークリームを作った。タルトが冷めたらクリームを全体にのせ、いちごを飾りつけ、最後に粉砂糖を振りかければ完成だ。うん。我ながら良い出来栄えである。
    「……ゆうくんじゃなくて、あいつが好きそうなものを作っちゃった……」
     思えば、真はどんなチョコレートが好き 3893