普通に学パロで、旬とか授業サボりがちで保健室とかあまり使われてない教室で寝てたりしてそう
保健室の先生は犬飼さんがいいです私
新学期が始まり、高校3年生へと上がった頃の話
ガラガラッと音を立てて扉が開く
「犬飼先生、ベット貸してください」
所々癖のついた髪の毛、ブレザーの下には黒のパーカーを着けてポケットに手を突っ込みながらそう言ってきた
「水篠君、またあなたですか…新学期始まってまだ2日目ですよ…」
「眠くなりそうなので、仕方ないです」
「まだ眠くないということはまだ寝なくても大丈夫なはずですが…」
意味の無い会話を繰り返しながらさぞ当たり前かのように一番端のベットへスタスタと歩いていった。何を言っても聞かないことは重々承知なので渋々貸さざるを得ない犬飼はやれやれと言い、ベットについてるカーテンを閉めて布団に入る旬を確認したところでまた業務に戻った
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