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    めろん果汁

    字書き。絵は描けない。
    ワンクは置かない確固たる決意

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    めろん果汁

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    うるさかったPart2
    長くなったから区切りいいとこで投稿した
    同じ名前の人ごめんなさい
    でもワンクは置かない確固たる決意

    #同じ名前の人ごめんなさい
    #後悔はしてない

    episode1 ユウ「タイガ!」
    「タイガっ!」
    「タイガぁ」
    拝啓、神様。
    なぜ俺は同性の友達から迫られてるのでしょうか…!!!?

    episode1 ユウ
    いつものことだった。いつものように俺はユウと話していた。するとクラスの女子がユウにぶつかってしまった。ユウは他の男子よりも体格がよく背も大きいためぶつかってしまった女子は軽くふらついていた。ただ女子は他の女子に間一髪のところで助けられており、怪我人は出なかった。
    出なかったのだが
    ぶつかられた衝撃でユウの体が俺の方向に傾いたのだ。あいつは体幹がクソ雑魚なのでこうなってしまったら巻き込まれて倒れ込む。目の前の衝撃に目を瞑って待っていたが、いつまで経っても衝撃は訪れない。恐る恐る目を開くと、こいつの腹たつくらい綺麗な顔が近かった。近かったっていうか、喋ったら息が掛かるくらいの距離だった。近いだなんてもんじゃない。こいつの顔としっかりとした体格しか見えないこの景色。倒れる前に壁に手をついて防いだとすぐにわかった。
    「えと…ごめん、大丈夫か?」
    正直、イケメンとここまで近距離だと大丈夫なものも大丈夫じゃない。
    くっそ、普通にイケメンなんだよなお前!
    「あ、俺は大丈夫…」
    返事と共にこいつの顔を見上げた俺。するとなぜか顔をりんごのように真っ赤にして「と、トイレ!」と叫んでどこかに消えてしまった。なお、走り去っていった方向はトイレとは正反対だった。
    「なんだったんだあれ…」
    あいつのいなくなった場所を凝視しながらそう呟いた。
    「…無自覚って恐ろしい」
    溜め息混じりなそんな一言が後方から聞こえた。
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    Replies from the creator

    めろん果汁

    DOODLE前の続き。名前ちらっと出てくるからエピ1から読むのがいいっすよ
    ワンクは置かない確固たる決意
    episode2 ソウタepisode2 ソウタ
    「…え、俺が?人たらし?ゑ?????」
    くっそだるい授業を終えた放課後。俺ら以外誰もいない教室で談笑していた時だった。ソウタが不意に先ほどの発言をしたのだ。
    「人たらし?俺が?」
    「お前以外に誰がいんだよ」
    そう言って苦笑しているこいつ。こいつはユウとは違うタイプのイケメンで初対面で恥ずかしながら綺麗だなって思ったくらいだ。体は細く見えるけど俗に言う着痩せするタイプらしく、部活で鍛え引き締められた体は確かに目を見張るものだった。
    「でも実際タイガ結構モテるくね?」
    首を傾げて俺に聞くソウタ。くそ、こいつ自分の顔がいいからって…
    「俺がモテるわけねーじゃん」
    「そうか?」
    「そうだよ!」
    実際、俺はモテないわけではない。ただ、こいつらのモテようが異次元なだけだ。いつもだって放課後は女子に呼び出されていたりするし、授業終わった後にこいつらに会いに教室までくる女子もいるし。ただ不思議なことに、こいつらは同級生には全くと言っていいほどモテない。話しているとこも見るけど普通に世間話とかだし。
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    くっそだるい授業を終えた放課後。俺ら以外誰もいない教室で談笑していた時だった。ソウタが不意に先ほどの発言をしたのだ。
    「人たらし?俺が?」
    「お前以外に誰がいんだよ」
    そう言って苦笑しているこいつ。こいつはユウとは違うタイプのイケメンで初対面で恥ずかしながら綺麗だなって思ったくらいだ。体は細く見えるけど俗に言う着痩せするタイプらしく、部活で鍛え引き締められた体は確かに目を見張るものだった。
    「でも実際タイガ結構モテるくね?」
    首を傾げて俺に聞くソウタ。くそ、こいつ自分の顔がいいからって…
    「俺がモテるわけねーじゃん」
    「そうか?」
    「そうだよ!」
    実際、俺はモテないわけではない。ただ、こいつらのモテようが異次元なだけだ。いつもだって放課後は女子に呼び出されていたりするし、授業終わった後にこいつらに会いに教室までくる女子もいるし。ただ不思議なことに、こいつらは同級生には全くと言っていいほどモテない。話しているとこも見るけど普通に世間話とかだし。
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