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    めろん果汁

    字書き。絵は描けない。
    ワンクは置かない確固たる決意

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    めろん果汁

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    ワンクは置かない確固たる決意
    時系列バラバラだからどれから読んでも大丈夫☺️

    #後悔はしてない
    #同じ名前の人ごめんなさい

    僕のすきなひと
    僕の好きな人は、友達のタイガ。何時から、とかは分からない。ただ、気づいた時にはもう好きになってた。最初は僕だって驚いた。まさか同性を好きになるなんて。でも、僕は同性が好きなんじゃなくてタイガが好きなんだ。そう思うと、自然と心が軽くなった。
    でも、タイガって異性だけじゃなくて同性からもモテるんだよなぁ。
    背が165 くらいしかないから小柄でかわいいし、何より顔が可愛い。目がおっきくてくりくりしてて、なんかそこら辺の女よりも可愛い顔してる。そんなに可愛くて優しいタイガは、モテないわけが無い。現に今もクラスの男子から口説かれているし。現在進行形で。
    「ほんとかわいいよな」
    「あー、このクラス可愛い子多いよな」
    「いや、そうじゃなくて、」
    「?ま、まさか」
    「先生狙ってんのか…?」
    「……そうだろうなとは思ったけどさ」
    タイガは心配になるくらい天然で、加えて鈍感。現に今口説かれてることに気づいてない。最初は僕だって精一杯口説いたけど、そいつらと同じような対応だったから路線を変えた。
    それは末っ子キャラだ。
    「タイガぁ、おにぎり食べさせてぇ」
    「またかよ〜ったく、ほら」
    「やったぁ」
    末っ子キャラというか、むしろぶりっ子。でもこれが思いのほかタイガに刺さったようで効果は抜群だった。
    意識はされてないかもしれないけど、この路線なら確実にオトせる。

    しかし、そう思ったのが間違いだったようだ。
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    Replies from the creator

    めろん果汁

    DOODLE前の続き。名前ちらっと出てくるからエピ1から読むのがいいっすよ
    ワンクは置かない確固たる決意
    episode2 ソウタepisode2 ソウタ
    「…え、俺が?人たらし?ゑ?????」
    くっそだるい授業を終えた放課後。俺ら以外誰もいない教室で談笑していた時だった。ソウタが不意に先ほどの発言をしたのだ。
    「人たらし?俺が?」
    「お前以外に誰がいんだよ」
    そう言って苦笑しているこいつ。こいつはユウとは違うタイプのイケメンで初対面で恥ずかしながら綺麗だなって思ったくらいだ。体は細く見えるけど俗に言う着痩せするタイプらしく、部活で鍛え引き締められた体は確かに目を見張るものだった。
    「でも実際タイガ結構モテるくね?」
    首を傾げて俺に聞くソウタ。くそ、こいつ自分の顔がいいからって…
    「俺がモテるわけねーじゃん」
    「そうか?」
    「そうだよ!」
    実際、俺はモテないわけではない。ただ、こいつらのモテようが異次元なだけだ。いつもだって放課後は女子に呼び出されていたりするし、授業終わった後にこいつらに会いに教室までくる女子もいるし。ただ不思議なことに、こいつらは同級生には全くと言っていいほどモテない。話しているとこも見るけど普通に世間話とかだし。
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    「人たらし?俺が?」
    「お前以外に誰がいんだよ」
    そう言って苦笑しているこいつ。こいつはユウとは違うタイプのイケメンで初対面で恥ずかしながら綺麗だなって思ったくらいだ。体は細く見えるけど俗に言う着痩せするタイプらしく、部活で鍛え引き締められた体は確かに目を見張るものだった。
    「でも実際タイガ結構モテるくね?」
    首を傾げて俺に聞くソウタ。くそ、こいつ自分の顔がいいからって…
    「俺がモテるわけねーじゃん」
    「そうか?」
    「そうだよ!」
    実際、俺はモテないわけではない。ただ、こいつらのモテようが異次元なだけだ。いつもだって放課後は女子に呼び出されていたりするし、授業終わった後にこいつらに会いに教室までくる女子もいるし。ただ不思議なことに、こいつらは同級生には全くと言っていいほどモテない。話しているとこも見るけど普通に世間話とかだし。
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