_munomaru_
DOODLE村上春樹の信者とネタが通じない人は読まないでネ。もう一つある。 彼と出会ったのはいつだっただろう。彼は気がつくと消えてしまっていた、僕の睾丸と共に。
彼と出会った時の事はよく覚えている。
「僕と契約して魔法少女になってよ」
そんな事を急に吹っかけてきた。急だったから僕は呆気にとられた。すると彼は、呆気にとられた僕の逸物目掛けて勢いよく手を伸ばし、睾丸を引き抜いた。
「……その睾丸、どうするんだい?」
精一杯だった。彼は答える。
「どうすると思う?投げつけるのさ」
彼が投げた先に何か居たと言う人もいれば、何も居なかったと言う人もいる。僕にはそのどちらとも分からなかった。
とにかく彼は、僕の睾丸を一つ空へ放ると、嬉しそうにこう続けた。
「もう一つある」
そう言うと彼は、残った僕の睾丸をやはりそこに在るナニカに向けて勢いよく放り投げた。満足げな表情の彼は、僕が瞬きをする間に何処かへ消えてしまったんだ。
599彼と出会った時の事はよく覚えている。
「僕と契約して魔法少女になってよ」
そんな事を急に吹っかけてきた。急だったから僕は呆気にとられた。すると彼は、呆気にとられた僕の逸物目掛けて勢いよく手を伸ばし、睾丸を引き抜いた。
「……その睾丸、どうするんだい?」
精一杯だった。彼は答える。
「どうすると思う?投げつけるのさ」
彼が投げた先に何か居たと言う人もいれば、何も居なかったと言う人もいる。僕にはそのどちらとも分からなかった。
とにかく彼は、僕の睾丸を一つ空へ放ると、嬉しそうにこう続けた。
「もう一つある」
そう言うと彼は、残った僕の睾丸をやはりそこに在るナニカに向けて勢いよく放り投げた。満足げな表情の彼は、僕が瞬きをする間に何処かへ消えてしまったんだ。