すいまやmiina
DONE和弦様(@wagen_7)のにょた🐭が魔術学校に通う👿🐭のお話しに萌えて小話を書かせて頂きました。制服萌!にょた🐭可愛い💚制服破けるとこもタリ姐との買い物も書きたいです(*´-`)
ギザバビde魔術学校1【にょたバビ】 時計を見れば針が午後三時を示そうとしていた。
ロードストのライブラリーにある魔術書を一通り読み終えたギザルムは一服するためバビロンの気配を探る。
珍しくキッチンではなく自室にいるようだ。
いつもの飄々とした気配でも、調理中の真剣で楽しそうな気配でもなく、少し沈んでいる様子に興味が湧いたギザルムは彼女の元に瞬間転移した。
**
何故かロイド達と一緒に魔術学校に体験入学をすることになったバビロンにも制服が渡された。自室の大きなベッドにペタンと座り、自身の前に制服一式を並べ無言で見つめ続けて数分。
そんな彼女の横、ベッドサイドで影狼が発動した。
「何をして……制服?」
「……ロイド様が私も一緒にと魔術学校に誘ってくれたんだ」
1636ロードストのライブラリーにある魔術書を一通り読み終えたギザルムは一服するためバビロンの気配を探る。
珍しくキッチンではなく自室にいるようだ。
いつもの飄々とした気配でも、調理中の真剣で楽しそうな気配でもなく、少し沈んでいる様子に興味が湧いたギザルムは彼女の元に瞬間転移した。
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何故かロイド達と一緒に魔術学校に体験入学をすることになったバビロンにも制服が渡された。自室の大きなベッドにペタンと座り、自身の前に制服一式を並べ無言で見つめ続けて数分。
そんな彼女の横、ベッドサイドで影狼が発動した。
「何をして……制服?」
「……ロイド様が私も一緒にと魔術学校に誘ってくれたんだ」
すいまやmiina
DONEテスト投稿。pixivの形式でアップできると見たので。ギザバビでほんのりギタバビでジェイバビ。背中の傷「行くぞ」
自室で軟体化する部位を細かに調整しているバビロンを見下ろしギザルムが命じる。
「はいはい」
目の前に突然現れる存在に驚かなくなったことも、"何処に"と尋ねなくても分かってしまうことも、ロードストに還る前からバビロンにとって当たり前になっていた。
ゆっくりと歩みを進めるギザルムの背を追いながら、すでに準備しているギザルムが好むフワフワのタオルと寝巻きを二人分手に取る。なお、七狼温泉のお客様用タオルは一度使って二度と使いたくないと却下された(薄さではなくロゴが嫌だったのかもしれない)。
風呂上がりの水もデキャンタに充分あることを確認して小走りで駆け寄る。
すぐ後ろに追いついても何も言わないのはいつもの事で、バビロンにとって無言の空気も慣れっこだったが、ギザルムの思考が内に篭っているような違和感に何かあったかな?とバビロンも思考を巡らせる。
4971自室で軟体化する部位を細かに調整しているバビロンを見下ろしギザルムが命じる。
「はいはい」
目の前に突然現れる存在に驚かなくなったことも、"何処に"と尋ねなくても分かってしまうことも、ロードストに還る前からバビロンにとって当たり前になっていた。
ゆっくりと歩みを進めるギザルムの背を追いながら、すでに準備しているギザルムが好むフワフワのタオルと寝巻きを二人分手に取る。なお、七狼温泉のお客様用タオルは一度使って二度と使いたくないと却下された(薄さではなくロゴが嫌だったのかもしれない)。
風呂上がりの水もデキャンタに充分あることを確認して小走りで駆け寄る。
すぐ後ろに追いついても何も言わないのはいつもの事で、バビロンにとって無言の空気も慣れっこだったが、ギザルムの思考が内に篭っているような違和感に何かあったかな?とバビロンも思考を巡らせる。