ナンデ
DOODLE小戸溝 出所後同居 甘め腕とか組むなよ暑いだろ 家事は半々だと決めたのはドブではなくて小戸川のほうだ。ドブのことを慮ったわけではなくて、単にこれは同居ではなくて間借りをさせているだけなのだと、自分のことは自分でやれと釘をさす意味で決めたのだ。
「小戸川くん、食べた茶碗は水につけておいてよ」
着古してえりのよれた、小戸川のおさがりのTシャツを部屋着にしているドブは、汗でぺったりとはりついた胸元をぐいぐい引っ張って、少しでも扇風機の恩恵を受けようと必死だ。
「ああ、悪い」
小戸川は扇風機の首振りスイッチをオンにして、風量をあげてやる。だぼだぼのハーフパンツから伸びたドブの足が小戸川の顔の真横にきた。ドブはTシャツのすそを上げ、体中に風を目いっぱいにうける。
2055「小戸川くん、食べた茶碗は水につけておいてよ」
着古してえりのよれた、小戸川のおさがりのTシャツを部屋着にしているドブは、汗でぺったりとはりついた胸元をぐいぐい引っ張って、少しでも扇風機の恩恵を受けようと必死だ。
「ああ、悪い」
小戸川は扇風機の首振りスイッチをオンにして、風量をあげてやる。だぼだぼのハーフパンツから伸びたドブの足が小戸川の顔の真横にきた。ドブはTシャツのすそを上げ、体中に風を目いっぱいにうける。