イロドリ
DONEオリキャラはロイ君オンリーの小説。ロイ君の日常の断片です。またこの作品をお読みいただく際は、sasakure.UKさん作「ÅMARA(大未来電脳)」をBGMにお願いします。
バックグラウンド再生できない場合は、一度だけ聞いていただいてからでも良いので、お願いいたします。
Pass:
文明と不思議が脈打つ回廊
「 」な怪物に花束を 7071
イロドリ
DONEロイ君とよその子さんたちが訳ありで同居している話。スプラ2のオクト・エキスパンション、スプラ3のサイド・オーダーのネタバレあり。よその子さんのキャラシは追ってツイします(本人方より許可をいただいています)。
ナギ・モノ……寝っ子さんの自機。順にタコ・イカのガール。
リオ……ごなまさんの自機。ハイカラスクエアから来たイカボーイ。
ジェヘナ「免許証よし。護身用のスシコラ三つ、よし。飲み物よし。食べ物……俺たちとロイの分、よし」
「タオル……晴雨兼用カサ、大きめ三本……ロイドの、着替え……、モノ。こっちは、大丈夫。あとは……」
「車椅子、よし。準備できたね。……それじゃあ、行こうか」
ロイ。
「今日は……お出かけ、する。ハイカラ地方の、奥の方に。緑、いっぱいある。コジャケも一緒に行くよ」
「ワッ」
「……」
「ちょうどいい草原とか、花畑を見つけたいなって思ってるんだ。ドライブして、いろんな景色を見ながらさ。電車も考えたけど……ちょっと、他の客がいてうるさそうだからね」
「……」
「じゃあ車に乗るから……体、持ち上げるぞ」
リオがベッドの上に横たわるロイを起き上がらせ、倒れそうになるロイの体をその体で支えて持ち上げ、車椅子に座らせてくれる。車椅子を押して私たちは家の外に出て鍵を締め、ドアを開けておいた車へと向かった。ひとり分のシートと車椅子の収納スペースで贅沢に使った後部座席。このために作られた特注の車だ。
16926「タオル……晴雨兼用カサ、大きめ三本……ロイドの、着替え……、モノ。こっちは、大丈夫。あとは……」
「車椅子、よし。準備できたね。……それじゃあ、行こうか」
ロイ。
「今日は……お出かけ、する。ハイカラ地方の、奥の方に。緑、いっぱいある。コジャケも一緒に行くよ」
「ワッ」
「……」
「ちょうどいい草原とか、花畑を見つけたいなって思ってるんだ。ドライブして、いろんな景色を見ながらさ。電車も考えたけど……ちょっと、他の客がいてうるさそうだからね」
「……」
「じゃあ車に乗るから……体、持ち上げるぞ」
リオがベッドの上に横たわるロイを起き上がらせ、倒れそうになるロイの体をその体で支えて持ち上げ、車椅子に座らせてくれる。車椅子を押して私たちは家の外に出て鍵を締め、ドアを開けておいた車へと向かった。ひとり分のシートと車椅子の収納スペースで贅沢に使った後部座席。このために作られた特注の車だ。
イロドリ
DONEイロドリの自機イカのロイド君と、隙間さんの自機イカ「フクオカ」君とのコラボ作品。アルバイト先での一幕。触らぬ「ヒト」に祟りなし「はー、WAVE1から疲れたっちゃけど……」
いきなりヒカリバエ引くなんて運がなさすぎる。しかも今回のローラー、よりによってカーボンだし。他は俺が持ってたジムワイパーとスシにパブロとかいう火力枠がジムしかいない地獄みたいな編成。狂シャケが低速ローラーに辿り着く前に俺たちが削りを入れなきゃ殺られる、そんな死と隣り合わせの100秒を初手から過ごす羽目になった。ムニ・エールじゃなかったら死んでたな……
ただこんなシフトに出てるやつなんて、相当のマゾかそのブキが好きなやつくらい。バイトの理解度が高いのかブキの練度が高かったのかはともかく……集まったばかりの野良バイト仲間だったけど、ある程度統率が取れた動きができたおかげで、なんとか生き延びた。
7086いきなりヒカリバエ引くなんて運がなさすぎる。しかも今回のローラー、よりによってカーボンだし。他は俺が持ってたジムワイパーとスシにパブロとかいう火力枠がジムしかいない地獄みたいな編成。狂シャケが低速ローラーに辿り着く前に俺たちが削りを入れなきゃ殺られる、そんな死と隣り合わせの100秒を初手から過ごす羽目になった。ムニ・エールじゃなかったら死んでたな……
ただこんなシフトに出てるやつなんて、相当のマゾかそのブキが好きなやつくらい。バイトの理解度が高いのかブキの練度が高かったのかはともかく……集まったばかりの野良バイト仲間だったけど、ある程度統率が取れた動きができたおかげで、なんとか生き延びた。