Hello babyある日突然響が赤ちゃんになっちゃった！
心も体も赤ちゃん化しちゃったので何も覚えてない。(記憶の幼児化ではないため和哉と純だけはわかる的な設定はなし)
いつも一緒にいたから知陽の匂いを体が覚えていて、知陽から絶対離れない響ベイビー。
いくら響とはいえ動物嫌いと同じ理由で子供も嫌いな知陽は正直響ベイビーとはあまり関わりたくない。
和哉と純がお世話を買って出てアーティスト寮に連れて帰るも響ベイビーは1度泣き出すと止まらない。
心配で覗きにきた杏寿や面白がって寄ってきた伊織が試してみても絶対泣き止まない。
埒が開かなくなり、最終手段で知陽に泣きつく。

「榊先輩！響が泣き止みません！」
「え〜。」

かなり嫌々ながらも知陽が響ベイビーを抱っこしてしばらくするとスンと泣き止む響ベイビー。そして地蔵のように知陽の腕の中から動かなくなる。

箱庭の泡沫発情期前で知陽さんがポヤポヤしてて超無防備な時期、いつもなら響くんが付き添って巣作りしたりしながら発情期を迎えるんだけど、どうしても外せない仕事が入ってしまう。いつもはあんまり感情を表に出さない知陽さんも発情期前でだいぶ素直になってて、一緒にいられないことを伝えると珍しく不安そうな顔をする。どうしても置いていけなくて、知陽さんを実家に連れて行き統梧さんに託す。響くんが不在の間、知陽さんの拒絶反応※が出ない程度に背中を摩ったり頭を撫でたりとかのケアをしてくれる。ぼーっとしながらも感じる匂いが大好きな番のものと酷似していて、緊張がほぐれてリラックスして発情期を迎える。(統梧さんは結愛さんが亡くなった後も自分の意思で番契約を残しているので、知陽さんのフェロモンに影響されない)大急ぎで響くんが帰ってくると、発情期状態で巣作り用に置いていったコートにくるまれた知陽さんを統梧がお姫様抱っこで連れて来てくれて、そのまま響くんが受け取る。

修学旅行ラプソディ修学旅行で海外に行った時、知陽さんが海外ニキにナンパされちゃう。美人だしお色気ヤベーので。「Hey sexyな子猫ちゃん！俺らと遊ばない？」それに気づいた響くんがヤベーってなって「俺の連れなんで」って助けに行くけど、響くんは響くんで美人顔だから「Youもcuteだね〜」的に絡まれちゃって絶句。知陽さん内心大爆笑。たまたま通りかかった(なぜ)伊織がオモロ〜って思いながらも助け舟を出してくれたけど、やっぱり世界の灰島伊織だから「またsexyな子猫ちゃんがきたね〜youも一緒に来ない？3人まとめて可愛がってあげるヨ」とか言われちゃう。ここで知陽の腹筋が崩壊する。この後無事麻秀によって助けられる。すんごい流暢な英語と圧で“全体の予定が乱れるからそろそろ解放してくれ”という旨を伝えて、最後に疲れ果てた麻秀がやっつけで近くにいた響と知陽の腰を抱き寄せて英語で「この子猫ちゃんたちはお前らの手にはとても負えない。出直してきな！」みたいなこと言って、颯爽と悪友トリオを連れて去っていく。ホテルに着いた後、悪ノリしたトリオが「ダーリン♡」って麻秀にまとわりついてくるから、「桐乃江がハーレム作ってるらしいぞ！」って噂になる。帰国した後もその噂は広がる続け、やがて1年にも広がってゆくのだった…

密室の罠ステコン3年6人で【多岐瀬響がこの中の誰かとキスしないと出られない部屋】に閉じ込められる。
最初はみんな信じなくて、部屋を調べたり暴れたりして脱出を試みるも徒労に終わる。
伊織はからかってくるし、犬猿は喧嘩し始めるし、杏寿はわたわたするしで響くんは頭抱えちゃう。
ちょっと考えてやっぱり知陽さんの方を見ると、目が合った瞬間、いつも2人きりでいる時みたいな穏やかな笑顔浮かべてちっちゃく両手広げてくれる。
口パクで「いーよ♪」
お題がキスだった時点で真っ先に知陽さんを思い浮かべたけど、付き合ってること公表してないのにこんなところでチューかますのはどうだろうかと思案していた響くん。
安心して、喧嘩中の犬猿の横をスッと通り過ぎて自然な仕草で頬に手を添えて知陽さんに口付ける。

Cendrillon永茜高校が共学の世界線
永茜高校は卒業時にプロムがある日本では結構特殊な学校
統悟さんは理事長として主催席？的なところに1人で座って卒業生たちを眺めてる。本来ならドレス姿の結愛さんが隣にいるはずだった。
それ見た響知♀(まだ付き合ってない)の知陽♀ちゃんがすすすーっと統悟さんのお側に行って、

「ごきげんよう、多岐瀬理事。響くんのご卒業おめでとうございます。理事長としてプロムにはもう何度も参加されているとは思いますが、やはり今年は特別な年なのでは？そんなに離れたところでお一人でいることもないでしょう。もしよろしければ1曲だけ、私に付き合ってはいただけませんか？」

統悟さんと知陽♀ちゃんの組み合わせに会場ザワザワ。

ハンドクリームの話知陽にはママの影響でロクシタンとかのハンドクリーム使ってて欲しい。甘すぎないけどいい香りのやつ。
知陽がハンドクリーム変えた時、匂いに気づいた響くんがさながら王子様がお姫様の手の甲にキスするような感じで知陽の手をとってちょっと匂い嗅ぐのよ。
「いい香りだな。」「でしょ♪」
もちろん響くんはなんにも意識してない。知陽は「こいつなんにも気づいてないんだろうなぁ。そういうところが飽きなくて面白いんだけど♪」くらいに思ってる。でも内心、「顔の良さも相まって本物の王子様みたい」なーんて思っちゃったりもする。
なお、一連のやりとりは休み時間に教室内で行われるため、桐乃江は「なんやねんこいつら」と思っている。口には出さない。なぜなら関わりたくないから。