takanos8
DONE⚠️注意⚠️グロテスク・暴力的表現が含まれます。小説人狼企画で寄稿したラマットラ×ゼニヤッタ小説作品です。
ただいま製作中の1P挿絵はこちら→ https://poipiku.com/4546613/11558676.html
Privatter+→ https://privatter.me/page/67e812d8ed4fb
ラマゼニ小説「スターゲイザーズ」 雨が降っている。パメルで浴びた血肉を、戦場の雨が流していく。眼下に広がる敵の山、そのほとんどの生命活動は停止していた。倒れた味方も少なくない。どこからともなく息を切らす音が検知される。元来、我々は「息を切らす」などということはない。これは敵に紛れつつ、危機に瀕した者たちの位置を外部回路から共有するために設計された警告音にすぎない。敵に模されて出来たそれは正直、いつも耳障りだった。
「殺さないでくれ!」
兵士が叫んでいた。逃げ遅れた最後の一人だ。四方から詰め寄られ、たまらず息も絶え絶えに声を上げたようだった。瞬時に味方に待機の信号を送る。周囲の者たちは道を空け、私は兵士と対峙した。我々には感情がないと散々のたまってきた連中が、どの口で言うのかと見てやりたくなったのだ。
1925「殺さないでくれ!」
兵士が叫んでいた。逃げ遅れた最後の一人だ。四方から詰め寄られ、たまらず息も絶え絶えに声を上げたようだった。瞬時に味方に待機の信号を送る。周囲の者たちは道を空け、私は兵士と対峙した。我々には感情がないと散々のたまってきた連中が、どの口で言うのかと見てやりたくなったのだ。