ごま子
DOODLEhjに片思いymの小話恋と呼ぶにはあまりに鈍感(hj←ym) その日はたまたま委員会が休みだった。
午後の授業が終わると、近藤さんは志村姉を追いかけて居なくなり、土方さんも職員室に用事があるとかですぐに教室を出ていった。
残された俺は、それならたまには早く帰ろうと思ったところまでは良かったが、席を立って次の行動を失敗してしまう。
いつも一緒にいるメンバーだからと変に声を掛けたりせずに、そのまま帰ってしまえば良かったのだ。
挨拶をしようと声をかけた沖田さんに、自ら捕まりに行ってしまった。
「ゲームすんのも飽きやしたねェ」
「結構進みましたもんね。そろそろ帰りましょうか」
時計を見れば、一時間も経ってはいなかったが、さすがにぶっ通しで学校の椅子に座りっぱなしには疲れてしまった。沖田さんも同じだったらしく、首を左右にゆっくりと傾けると、帰るかァと言って荷物を手に取り立ち上がった。
2174午後の授業が終わると、近藤さんは志村姉を追いかけて居なくなり、土方さんも職員室に用事があるとかですぐに教室を出ていった。
残された俺は、それならたまには早く帰ろうと思ったところまでは良かったが、席を立って次の行動を失敗してしまう。
いつも一緒にいるメンバーだからと変に声を掛けたりせずに、そのまま帰ってしまえば良かったのだ。
挨拶をしようと声をかけた沖田さんに、自ら捕まりに行ってしまった。
「ゲームすんのも飽きやしたねェ」
「結構進みましたもんね。そろそろ帰りましょうか」
時計を見れば、一時間も経ってはいなかったが、さすがにぶっ通しで学校の椅子に座りっぱなしには疲れてしまった。沖田さんも同じだったらしく、首を左右にゆっくりと傾けると、帰るかァと言って荷物を手に取り立ち上がった。