ゆうりんDOODLE不二×菊丸のSS黒い感情「英二、やっぱりここにいたね」 「不二!どしたの?」 「個別練習をするなら英二はここに来てると思ったんだ」 「うわっ、すごい!不二、大石みたいなこと言ってる~!」 そう言いながら無邪気に笑う英二。 浮かべた笑顔が消えないように、少しの間を空けて口を開く。 「……あぁ、そうだね」 それは英二にとって普通の言葉。 でも、僕にとって『嫉妬』に変わってしまう言葉なんだよ、英二。 186 1