【もしかしたら、一目惚れだったのかもしれない】ヒュンポプポップの笑う顔が好きだ。
コロコロと変わる表情の中で、一番好きなのは笑顔。
今日もまた、部屋で話している時に、おかしかったのか笑っていて、ああ、可愛いなと思った。
「ヒュンケル?」
「ん?」
「なんだよ、じっと見て」
「ああ…可愛いな、と思ったから」
「は……」
向かい合わせに座って、頬杖をついてポップを見ていたら、不思議そうに問いかけてきた。
オレがそう言うと、ぼぼっと真っ赤になるポップ。
その、素直な表情も好ましい要因の一つだ。
「だー!そう言うの恥ずかしいから嫌だって言ってるだろ!」
「そう思ったんだから仕方ないだろう」
「お前のは心臓に悪い…」
「そうなのか?」
顔を赤くして俯くポップの頭を撫でて、不思議そうに見つめる。
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