Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    nishioka1226

    @nishioka1226

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 25

    nishioka1226

    ☆quiet follow

    ルクアロWebオンリーの展示でした。
    アーロンがエリントンでルークと勉強したり、受験したり、大学行ったりする本の予告編です。

    #DBonly0409
    #ルクアロ
    rquaro.

    Tap to full screen .Repost is prohibited
    🌸🌸🌸🌸🌸🌸👍👍👍👍👍👍👍👍👍🌠💴❤❤❤🙏🙏🙏🌸🌸🌸💘💘💘🏫✍💕🌸🌸🙏💖💖💖🙏🙏🙏🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸🌸💗💖🌸🌸🌸🌸🌸💖💖🙏
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    recommended works

    💤💤💤

    INFO『シュガーコート・パラディーゾ』(文庫/152P/1,000円前後)
    9/19発行予定のモクチェズ小説新刊のサンプルです。
    同道後すぐに恋愛という意味で好きと意思表示してきたチェズレイに対して、返事を躊躇うモクマの話。サンプルはちょっと不穏なところで終わってますが、最後はハッピーエンドです。
    【本文サンプル】『シュガーコート・パラディーゾ』 昼夜を問わず渋滞になりやすい空港のロータリーを慣れたように颯爽と走り去っていく一台の車——小さくなっていくそれを見送る。
    (…………らしいなぁ)
    ごくシンプルだった別れの言葉を思い出してると、後ろから声がかかった。
    「良いのですか?」
    「うん? 何が」
    「いえ、随分とあっさりとした別れでしたので」
    チェズレイは言う。俺は肩を竦めて笑った。
    「酒も飲めたし言うことないよ。それに別にこれが最後ってわけじゃなし」
    御膳立てありがとね、と付け足すと、チェズレイは少し微笑んだ。自動扉をくぐって正面にある時計を見上げると、もうチェックインを済まさなきゃならん頃合いになっている。
     ナデシコちゃんとの別れも済ませた今、ここからは本格的にこいつと二人きりの行き道だ。あの事件を通してお互いにお互いの人生を縛りつける選択をしたものの、こっちとしてはこいつを離さないでいるために賭けに出ざるを得なかった部分もあったわけで、言ってみれば完全な見切り発車だ。これからの生活を想像し切れてるわけじゃなく、寧ろ何もかもが未知数——まぁそれでも、今までの生活に比べりゃ格段に前向きな話ではある。
    30575