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    takatukimaria1

    ダイの大冒険 アバン先生大好き!!
    アバフロの民ww
    今はアバフロ性別逆転ネタにハマってますww

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    takatukimaria1

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    ドタデレラ、本当の終わりwww

    ドタデレラ終「………しあわせにくらしました。めでたしめでたし……っと。よしっ!出来ました〜!!渾身の作品ですよ。これは!!」
     手にしていたペンを置き、何かを書いていた紙を握りしめてアバンがやり遂げた顔をする。
    「これを絵本にすればベストセラー間違いなしです。しかし、どうしましょうか……絵本を作るには作れますが、大量に……となると技術が……」
     ふむ……と、悩んでいるときに、部屋のドアが開いた。
    「あら、アバン。なんだか嬉しそうね。何をしていたの?」
    「おやぁ、フローラ様。いえ、傑作が出来上がったので絵本にしてみたいのですが、どうすればいいかと考えていたところで……」
    「絵本……?」
    「ええ!」
    「私にも読ませてもらってもいいかしら?」
    「どうぞどうぞ!読んでみてください!」
     と、手にしていた紙(原稿用紙?)をフローラに手渡した。
    「ふふ……どんな話かしらね」
     と、楽しげに読み始めたフローラだったが、読み進める毎に表情が微妙なものになっていく。全部読み終えた頃には唇を噛み締めながら、身体はふるふると震えていた。
    「どうですか?傑作ですよね!!」
     フローラの感想を聞きたいのか、ワクワクとした表情でそう言うアバン。しかし、フローラから帰ってきた答えは。
    「支離滅裂ね」
     フローラはふう……と、ため息をついた。
    「だいたいなんなの?ドタデレラって……まず名前が変だわ。継母と娘たちは魔王軍だし、みんなどたまかなづちを宝物みたいに扱ってるし……豪華などたまとか可愛らしいどたまとか本当に訳がわからないわ。それになんなの?魔法使いの魔王って……あと、DのD冒険って貴方ね……メタ発言はやめなさい」
    「いやぁ、そうすると面白いかなぁ………って」
    「面白くするためならなんでもしていいわけではないのよ?それに一番気になるのはどうして私が男性で貴方が女性なの?この絵を見る限りではこのドタデレラって貴方よね?」
    「まあ、そうですけど。お話の中であっても貴女に召使みたいなことをさせるわけにはいかないじゃないですかぁ」
     訳がわからない配慮である。
    「とにかく……もうちょっと普通の物語を書きなさい」
    「いやでも、フローラ様」
    「なに?」
    「さっきから顔の筋肉が大変なことになっていますよ?」
    「……っ!!」
     そう、先ほどからフローラは笑いを堪えるのに必死になっているのだ。
    「面白かったんですよね?」
     にや……と、口角を上げながら尋ねるアバン。しかし、こんな内容がぶっ飛び過ぎているトンチキな物語を認めるわけにはいかない。
    「もう!つまらないこと言ってないで、今から会議が始まるわ!いくわよ!アバン!」
    「あわわわわ!ちょっと待ってください!そんなに引っ張らないで……!これ、どうすればいいですか?」
    「捨てなさい!」
    「そんな!酷い!ぴえんですよフローラ様!」
    「変な言葉を使うのはやめなさい!」
    「今流行ってる言葉なんですよぉ〜」
    「それはもう古いわよ!」
    「そ、そんなっ!」
     そんな二人の言い合いが城の廊下で響き渡る。誰もいなくなった部屋に原稿用紙?だけが机の上に残されていた。
     しばらくして、その部屋のドアがノックされる。
    「フローラ様、失礼いたします。おや、いらっしゃらない……」
     城の家臣が持ち主のいない部屋に入り周りを見渡す。机に置いてあった用紙が視界に入った。可愛らしい挿絵が書いてあり、どう見ても重要書類とかではない。家臣は思わずそれを手に取り目を通した。
    「おおおおお!これは面白い!!この作品は世に出さなければ!!」
     家臣はこの話をとても気に入って、女王の反対を押し切って絵本にしたのだった。
     そうして、ドタデレラは異例のベストセラーになりましたとさ。

    本当のめでたしめでたしwwww
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    iria

    DONE週ライお題 「乱反射」「制汗剤」をお借りした小説
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     他県の海水浴場に設置された海上アスレチックに向かうため、二人して始発の電車に乗り込んだ。最寄駅からロケ地までは片道四、五時間かかる。海上アスレチックを体当たりでレポートするロケは、関西でのみ放送されるローカル局の深夜番組内で放送される予定だ。駆け出しの若手芸人に送迎などは勿論なく、今回はマネージャーも別件のため同行しない。交通費だって自腹だ。出演料と比べると決してプラスにはならない。むしろマイナスだ。それでもテレビ出演に変わりはない。小さな深夜帯のローカル番組でも、たった数分のワンコーナーでも、電波に乗って放送される。今回の仕事が次の何かに繋がるかどうか、自分たちにかかっている。そう考えるほど、また緊張感がぶり返してきた。気持ちを落ち着かせるために深く息を吸うと、盧笙の匂いがふわりと混ざった、電車の心地よい揺れに、いつの間にか眠ってしまった相方をじっと見つめる。眼鏡のレンズの奥に、長いまつ毛が朝日でキラキラと光る。先程の緊張とは違う意味合いの鼓動がドキリと混ざった。すぐに気づかないフリをし、手元の進行台本に目を落とす。
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