【冰九/現代AU】メッセージ 長期出張でメンタルべこべこ哥。もうしばらく恋人に会えない。連絡を取り合おうにも、連投二十に対して数文字での罵倒が返ってこれば相当珍しい方で、数日間の既読無視なんかがザラである。寂しい。片思いをしていた以前までならば、出先で適当な相手を見つけては己の寂しさを紛らわせていたが、沈九と恋人関係になれてからはそんな選択肢は候補にすら上がらなくなった。
そんなこんなで、未読無視が既読無視になることで心を慰めながら、冰哥は今夜も涙で枕を濡らす。
ある日の夜、 なんと九からのメッセージが!!
沈九専用の通知音が耳に入っただけで胸が高鳴り口角が上がってしまう。パブロフ犬の心でメッセージアプリを開けば、一枚だけ写真が送られてきていた。そしてそれを目に入れた瞬間、冰哥は固まった。
2500