好き、嫌い、愛してる。七月七日。七夕。
織姫と彦星が年に一回会える日。
年に一回のこの日で二人は愛を確かめあう。
『はぁ〜♡ 織姫と彦星って素敵…』
私は 和泉奈緒 。
高校二年生のバスケ部だ。
私は小さい頃からずっと 織姫と彦星 に
憧れを抱いていた。
美和「また言ってるよ、、呆れた。」
私の前で頬杖をつきながら呆れた顔で私を見ているのは
小学校から仲の良い 稲部美和 だ。
面倒見がよく、お世話してくれる←
『えへへッ、別にいいじゃーん!』
美和「ほんっと、変わんないよねぇ…w」
『どやぁ、、!』
美和「いや、ドヤるとこじゃないから。」
軽くツッコミを入れられたところで
昼食の時間の終わりを告げるチャイムがなる。
美和「やっば、席戻んないと。」
美和と同じく急いで自分の席に戻るクラスメイト
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