疑問「乳首っていいなあ」
「ちくび?ってなに?美味しいの?」
「あ 何でもないよ」
「ん?独り占めなら ずるいんだから」
悟天は美味しそうな話だと思いながら モヤモヤした気持ちを家まで持っていき 夕飯あとにソファーでくつろぐ兄たちに聞いてみることにした
「ねぇ 兄ちゃんたち ちくびって美味しいの?」
それぞれの悟飯の反応
ちくびって?ってあの胸についているアレなのかな?美味しいのか?
右手の位置は胸におきながら考える 格闘家の悟飯である
ちくび またトランクスか? 変なこと教えたのか!教えるのかどうするか うーーーん
学生悟飯は身体解剖などの事も勉強済み
「悟天?それはね」
「悟天くん 誰かに聞いた?」
「うん トランクスくん 食べ物でしょ?もお教えてくれなかったんだよ 兄ちゃん どんな味?」
ど どんな味だって?悟天くん・・・俺だって知らないよ どんな味 んーーー
服を脱ぎ始める隣の学生悟飯に あわてて止めにはいる
「食べてみればわかるだろ?」
「変なこと 子供に教えるなよ 僕があとでたっぷり教えるから大丈夫だよ ね 悟天 お風呂場に行こうか!そこで 僕が教えてあげるから」
「今日は 俺がいれる番だ 悟天くん 俺とお風呂行こう」
悟天の頭の上には見えないのだけどはてなマークが沢山ならぶ そこに来たのは 母親チチである
「お母さん ちく・・・」
悟天の口をあわてて塞ぎ抱き上げている 学生悟飯は隣の悟飯に視線で合図をして立ち上がらせた
「なんだべ?」
「なんでもないです 母さん」
「はい 僕ら悟天とお風呂にいきます」
「仲がいいだな」
母親の笑顔に苦笑いをしながら悟飯たちはそそくさと 一旦部屋に向かう
「兄ちゃんひどいよ」
「僕が教えてあげるから お母さんは巻き込まない」
自由になった悟天は学生悟飯に向けてほっぺを膨らませて 格闘悟飯の足にしがみついた
「いいもん ピッコロさんにも聞いてみるから 兄ちゃんピッコロさんは?」
「(ピッコロさん お願いします) 来てくれるようにお願いはしたから」
「(なにを言っている悟飯 ちくび なんて食べ物は知らん)」
「(お願いします 悟天くんに教えてほしいんです)」
「(学生の勉強している悟飯がいるだろう?)」
肩をガックリ落とす
「ピッコロさんは忙しいからこれないみたい やっぱり食べ物なのか?」
「違うけど 悟天 ちょっと待っててね 説明するから」
「え? うん」
机から本を持ってくる
「なんてかいてあるの?」
「からだの秘密って書いてあるんだ 僕の子供の時に買ってもらった本でね」
本をめくると上半身の絵が出てくる
「ここかな?」
「美味しいのかな?」
「赤ちゃんのときは ここから食事をしていたんだよ」
「そうなの?」
「そうなんだ~」
「ごほん きっとトランクスは赤ちゃんになりたかったのかな?」
そうなんだ~トランクスくん 赤ちゃんごっこしたかったんだ
納得の悟天に
そうか お母さんにまだまだ甘えたいんだなあ~トランクスは
の格闘悟飯がいた
うまくまとめた 学生悟飯は ホッとひと息している
トランクス 僕の悟天を・・・・
と 思いながら
とうのトランクスはくしゃみをする
「どうしたの?トランクス?かぜ?」
「大丈夫だよ ママ」
トランクスの母親ブルマと食事中だった
悟天がオレになびいてくれればなあ 悟飯さんたちのガードがかたいから
悟飯たちより強くなると決めて もくもくと食事をしていた