みずもりゆのDOODLEあの人の声の色さえ忘れたわ 独り寝の夢はペガサスを見る 27 みずもりゆのDOODLE短歌もどきお湯になれなかった水は流されて雪が降ったら撫でてください 28 みずもりゆのDOODLE短歌もどき赤白のカプセル開ければさらさらと星砂粒がこぼれる冬夜 26 みずもりゆのDOODLE短歌もどき一生を誰かといたいとフルニトラゼパムの見せる星に祈って 27 みずもりゆのDOODLE短歌もどきあの夏のソーダの味を思い出す 宇宙戦争開戦前夜 23 みずもりゆのDOODLEスピジョナ短歌もどき「本当に、俺で、いいのか……?」「その答え、探しに行こうよ、二人で、これから」 40 みずもりゆのDOODLEnzyuの短歌もどき冷えた手に指を絡めて「おまじない」今日もあたたかく眠れますよう 31 みずもりゆのDOODLE短歌もどき星たちのささやくような明滅は、きっと最古のおやすみなさい 28 みずもりゆのDOODLE短歌もどき雪国の夜のにおいを思い出しながら孤独と抱き合い眠る 25 みずもりゆのDOODLE短歌もどき生きること、だれかを悲しませないこと、似ていると思う 星のある空 32 1