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    GENKERON

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    GENKERON

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    #ゲリケロ
    腐向け
    ある日何者かによって空間移動してしまったケロロ
    そこで待ちわびているのは......

    #ケロロ軍曹
    sergeantKeroro
    #ケロロ受け
    beingPopularWithManyPeople
    #ゲリケロ
    gerrymandering

    誘引何気ないいつもと変わらない日々


    ケロロが眠りに着こうとした時ふと「ふぉん」と微かに音がした


    その音にケロロは気づき

    「ゲロ?なんの音でありますか?」


    と言った瞬間、床に穴が空いてケロロは落下してしまい


    「げ、げろぉぉ??!なんでいつも唐突にこーなるの!!?(またクルルの仕業でありますか?!)」


    と思いながら落下していた


    「げろち!?(顔面から落下)いってぇぇ! もぉーークルルなんの用でありますか?我輩寝ようと思っていたところなのに..」


    そう言いかけふと周りを見てみると基地内ではなく知らない部屋であった


    「げ、ゲロォ、ここどこでありますか?く、くるるの仕業だよね、うん絶対そうだよ、クルルーーーー!!ふざけるのなしでありますよーー!!!」


    しかし返事がない


    おかしいクルルのことならいつものあの不気味な鳴き声ですぐに反応するのに今回はしない流石のケロロも今の自分は誰かによって空間ゲートにより、知らない場所に送られてしまった事を悟った


    「このままでは居られないであります!!早く基地に戻らねば!」


    そう思い、部屋を出ることにした


    しかしここは地下なのか窓が無く左右に長ーい通路だけがあった


    すると


    「左に行け」と聞こえた


    どうやら廊下に設置されてるスピーカーからなっているようだ


    「我輩をどうする気でありますか?!」
      


           シーン


    「げろぉ~、進みしかないでありますか。」


    といろいろ文句を言いながら、進んでいくと正面に扉があった


    「開けるしかないでありますな」


    開けるとそこはとても広い空間で真ん中にはボタンが設置されてていてこれを押せという紙が貼ってあった


    「なるようになれであります!!ポチッとな!」


    押した瞬間ウィィンと音が鳴り始めたが特に何も起きなかった



    「ゲロ?今の音なんでありますか?まったく早く帰らなきゃいけないのに.......??あれ帰るってどこにでありましたっけ?」


    とふと思った途端、目の前に扉が現れ、開けたら階段になっていた


    ケロロはそのまま降りることにした


    しかし徐々にケロロの中で何かがどんどん薄れていく感覚があったがそれが何かも思い出せずにいるとまたもや部屋の真ん中にはボタンが設置されていた



    「ゲロ、今回はなんでありますか~」ポチッと押した


    そうすると目の前にモニターが出現した


    「君の名前は?」


    「ケロロ軍曹であります」


    「君は一人?」


    「一人であります」


    「どうしてここに来たと思う?」


    「そんなの知らないでありますよ!」とぷんぷんと怒っている


    そんな感じで他愛もない会話をしていたら


    「ボクが誰かわかるかい?」


    「げろ?男とはわかったでありますがそれ以外はわからんでありますな。てか我輩と知り合いでありますか?」


    「まぁ関わったことはあるね~あのときは本当にいろいろと驚かせてもらったからね、ボクこれでもエリートだったけどまさかここまでされるとは想像してなかったよ」


    と語った


    そのときふとケロロの頭の中で、この話し方どこかで聞いた覚えがあると感じたがどこで聞いたっけと記憶があやふやになっていた


    「そういえば、その後彼らとは愉しく侵略しているのかな?」


    「彼ら?侵略?何の話でありますか、我輩そんな....ゲロ、思い出せないであります、我輩確か.....」


    「うんうん、君はどうやら記憶を失いかけてるね。大丈夫だよボクがいるから、安心していいから、次に進む扉を抜ければまた部屋があるからそこで思い出せるから」



    「そ、そうであります」


    なぜかモニター越しの彼に対し、安心感が湧き出る ここに連れてきたのは彼なのはわかっているだが、あれ?連れてきた?自分は一体どこから連れてこられたのだろうか


    わからないいや自分は元々ここの部屋にいた気がすると思うようになった


    そんな意識ももうろうとする中で部屋に入った途端


    「まっていたよ。ケロロ君」


    その声を聞き、この声の持ち主ははっきりと覚えていた


    そう、その声はゲリリ少佐だった


    「これでボク達を邪魔するものはいない君もこれからは自由の身だよ、ケロロ君」


    そんな台詞を聞いた途端意識がシャットダウンした


    『今度は逃がさない』


    そう言いゲリリはケロロを抱きしめ、地下へと歩き出した


    その頃   基地内


    「侵略が全然進まないですぅどうしたらいいんですかねぇ~」とのんきにお菓子を食べながら話すタママ


    「く~くっくっく、仕方ないだろ、ペコポン人に妨害されるからな~」とPCをいじりながら話すクルル


    「よいでござらぬか、平和が一番でござる」と茶をすすいながら話すドロロ


    「怠けおって!!俺たちは軍人なんだぞ!!!」と怒声をあげるギロロ


    「これも全部やつが怠けて.....やつって誰だ??」



    ギロロがふと違和感を感じ、



    「タマ??ギロロ先輩どうしたです?」



    「んあ?俺たち元々四人小隊だったろ」とクルルはいう


    それに対しドロロもうなずく


    しかし内心みんな違和感はあったがそこまで気にするほどでもなかったため、各自自由行動をとることになった


    そして


    「うん、ちゃんとケロロ小隊のメンバーは忘れているね。よかったよ、でももう少し強くした方がいいかな」


    「ゲリリ殿~ご飯できたでありますよ~」


    「うん今行くから」


    何回も失敗したけど今回は成功だ


    本当にケロロくんには感心するよ でももう離さないから


              おしまい
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