審神者が審神者となった理由、1話本丸が稼働してだいぶ経った頃、担当の時雨(シグレ)さんが訪ねてきた。
「本丸での審神者生活、如何でしょうか」
「まぁ、ご飯美味しいし美男美人だし、素晴らしく謳歌してます」
「それは良かった」
いつも穏やかに微笑み、優しそうな時雨さん。
今も歌仙が容れてくれた美味しいお茶を飲んで和んでらっしゃるように見える…
「では早速本題なのですが…」
が有無を言わさないと言うオーラがダダ漏れである。
「なんですか…?」
「この本丸は貴方の審神者の能力の安定化を測り、安全性を確かめる為、試験的な本丸だったのです」
「………はぁ」
初耳学に認定します
「え、知らないんですけど。てか試験って事は…」
「はい。試験は問題なく通過。これからはある方の本丸の審神者を引き継ぐ形を取って頂きます。」