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    チンチラ可愛いね

    引きこもり生活をしていたい気持ち。
    落書きが楽しい。推しは最高。どこかで社会人して生きてます。

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    POIPOI 27

    ウルコドちゃん、くっついた後

    ミルク珈琲を飲み干すまで「助けてくれ、俺はどうしたらいいんだ?」

    カーラインカフェのテーブルに突っ伏し、弱音を吐くウルシ。同席しているナギサとティーチャバは、顔を見合わせて首を傾げた。突っ伏したまま大きなため息
    をついて、ウルシは言葉を続けた。

    「コドウと俺、付き合い出したんだ。好きな子と彼氏彼女の関係になれて嬉しくはある。嬉しくはあるが、コドウが付き合う前と全然変わらなくて、俺を湯たんぽにするし目の前で着替えを始める。俺、男として意識されてねえのかな……?」

    「待って、湯たんぽって何?」

    ナギサは状況を理解するため、ウルシの疑問に答えずに、気になる単語を質問した。

    「夜寝る時、肌寒いって理由で、ベッドで一緒に寝てくれって……それで、俺をでかい湯たんぽ扱いしてる。毎晩。」

    「お前、毎晩女の子と同じベッドで寝てんの?!しかも付き合う前から?」

    「健全に、寝てる。腕の中に潜り込んでくるから、やばいとは思う。んで、温かくて良い匂いすんなぁってなって、気づいたら朝。」

    色々と順番が可笑しいだろうと、ナギサは呆れた。

    「まあ、コドウは夜の営みについて知識無いから、うん。全裸を見られても、何がダメか理解してないし、ウルシが頑張るしかなくない?」

    もう少し早く義兄妹になれてたら、教える努力はしたけどね。と、ティーチャバは頼んだ珈琲にミルクを入れながら話に混ざる。口に珈琲を少し含み、眉間に皺を寄せ、砂糖を追加しながら言葉を続けた。

    「ウルシが男として見られているか、ってだけなら、大好きな彼氏と認識してるっぽいから、見られてると思うよ。もっと好きになってもらうために、胸でかくしたいとか言ってるし。」

    「胸?!」

    「胸。男はみんな、大きい胸が好きって思い込んでるよ。」

    勢いよく体を起こして目を丸くするウルシ。嘘は言っていないと、ティーチャバはナギサへ視線を向けた。

    「コドウちゃん、スレンダーボディだもんなぁ。うん。ところでチャバサン、どんだけミルクと砂糖入れるつもりなんですか?」

    頷きながら、ナギサの視線はティーチャバの持つカップへ向けられた。珈琲が、パステルカラーに近いブラウンになっている。

    「もう少し。」

    「今でもかなり入ってる気がするんだけど?チャバ?お前もしかしてブラック珈琲苦手?」

    「煩いなぁ、今はウルシのケツ叩きする時間だよ。」

    それかけた話は、再びウルシの悩みへ戻った。
    それからしばらく、男三人の会話が続いたのだった。



    ミルク珈琲を飲み干すまで
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