※業務でお偉方と腹の探り合いの会合で飲酒したドちゃを迎えに行く備品ロナのお話
希美さんからの緊急連絡(子供ケータイ)『助けてロナルドさん』に急いで駆け付ければ、そこに居たのはべろべろになった30代後半公務員が居た。
「はぁ~~~~???」
公共交通機関は無理
タクシーは匂いで酔うから却下
部下に抱っこおんぶされるのは嫌
散々嫌々をした後でこの酔っ払いは言ったらしい
「こういう時の『備品』でしょ」・・・と
備品(意):業務上の必要なものとして備え付けてある物(タイトル)
背中に軽すぎるうえに、洗濯板ですかねぇ?とがつがつ骨が当たる身体を背負って、夜道を変える。
暴走族も飲み会の酔っ払いも引き上げたような道の静寂で、背負った酔っ払いの声だけが静寂に響く
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