角都と飛段聞いているのか、飛段。
ッ
いつの間にか寝ていたらしい。
淡々として小難しい話を聞いていたら
急に眠気が襲ってきたのだ。
はぁ、ちゃんと聞いておけ。
次の任務はーーー
感情を表に出さないオレンジ髪の男はまた
つらつらと話し始めた。
溜息をつきたいのは此方の方だ。
いつもいつも難しい言葉ばかり使い、
煽って来るような態度をとる。
それにいちいちイラついてしまう方も悪いかもしれないが
それをわざとやっているということがとても気に食わない。
理想ばかりを並べ、オレたちをこき使う。
何が【全ての戦争をコントロールする】だ。
最近は大きな戦争にも出れず相方の金儲けに付き合うだけの日々ではないか。
ーーー以上だ。頼んだぞ。飛段、角都。
通信が切れ、やっと終わったかと思っていると
1992